昨今、新入社員から若手社員が「社内外とのコミュニケーションで苦労している」という事象をよく聞きします。特に2020年以降に入社した若手社員は新型コロナの影響もあり、物理的にも心理的にも人との距離を感じてきた環境から、社会人生活での不安要素は新しい人間関係の構築にあると言われています。現場では、上司や先輩、お客様との距離感をなかなか縮められず、苦労してきた世代とも言われます。一方で環境変化への対応力は高い傾向にあると言われており、社会の一員として自分に何ができるのかを意識し、他者や社会への貢献を重視する傾向が高くなっています。

そこで、パンネーションズでは新入社員がぜひ早めにコミュニケーションに対する苦手意識の払拭し、「能動的なコミュニケーションスキル」を身につけ、自信を持って社会人生活のスタートを切れるよう、研修を通して以下の視点からサポートいたします。社会人コミュニケーション基礎教育の機会としてお役立ていただけましたら幸いです。

1. 相手に受け入れてもらうためのビジネスマナーの獲得（自ら考え、自ら行動する能動的なマナー）

2. 相手にわかりやすいと納得してもらうための発信力の獲得（報連相“話す・書く”における効率的なコミュニケーション）

●１日目は、社会人必須のビジネスマナーを学びます。

マナーの必要性を根本から理解し、継続的かつ発展的にビジネスで活用できるよう、自分の「将来のイメージ」を考える時間から設定しています。将来のイメージを持つことで、より能動的に基本的なビジネスマナーに加え、自分の強みを生かした工夫あるマナーを習得していきます。それぞれの個性を生かしつつ、相手に受け入れてもらうにはどうするかを検証します。

●２日目は、報連相に役立つロジカルスキルを学びます。

新入社員が良い人間関係を構築し、協力者を得られるか否かの第一関門に報連相の場面があります。何を言いたいのかわからない、メールや報告書を見ても分かりにくい、社会人らしい言葉使いや表現ができていない等を、上司や先輩、顧客先から指摘されないよう、情報を整理する手法と明確に伝える手法を習得します。