《労政時報セミナー（WEB受講）》

定年延長を行う際の実務上の論点、課題を整理

『65歳定年延長の実務対応』【半日】
　　～実施前の準備、定年延長の実務、給与・退職給付制度の改定～

バブル入社世代が本格的なシニア層になろうとしている現在、若年労働者数の減少を補う観点からも、定年延長によりシニア社員のモチベーションを維持し、安定的に労働力の確保を図る企業が増えています。改正高年齢者雇用安定法による70歳就業機会の確保、国家公務員の定年延長等の法改正動向も踏まえ、定年制度の見直しは企業にとって喫緊の課題となっています。本講座では、定年延長を実施する際の実務対応の全体の流れ、課題、留意点等について具体的な事例も交えながら、わかりやすく解説します。

※お申込み前に、必ず下記のURLをご確認ください。
 https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/deliveru

＜主な内容＞

１ 定年延長をめぐる現状
1．高年齢者雇用の動向、定年延長の実施割合の推移
2．高年齢者雇用安定法の改正（70歳就業機会の確保）
3．国家公務員法等の改正（65歳定年引き上げ）

２ 制度実施前に確認、対応すべきこと
1．定年延長のメリット、デメリット
2．現状把握、課題の整理
3．人件費シミュレーション
4．自社人事制度における定年延長との適合性、見直し

３ 定年延長の実務
1．基本方針の整理
2．全体の検討項目、実施スケジュール
3．再雇用制度から65歳定年への移行パターン
4．60歳前後の処遇の連続性
5．役職定年の扱い
6．60歳以降の勤務形態
7．現再雇用者の処遇、経過措置
8．65歳以降の継続雇用

４ 給与制度
1．等級区分、コースの設定
2．基本給設計の考え方
3．人事評価、昇給の扱い
4．賞与の支給基準

５ 退職給付制度
1．制度変更パターン
2．支給時期
3．積立期間、勤続年数、支給係数・ポイントの扱い
4．定年延長に伴う経過措置