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『日本の人事部』vol.617
2017/08/22 10:00
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【EY Japan (Ernst & Young) がいま注目のトピックの公開セミナーを開催】
■これからの役員報酬のあり方-中長期的な企業成長実現に向けた仕組づくり-
戦略的な役員報酬のあり方や税制改正のポイントを参考事例を踏まえて紹介
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=292&type=1&idx=1
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─日本最大のHRネットワーク─ https://jinjibu.jp/
『日本の人事部』メールマガジン 【vol.617】 2017/8/22
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●○●
【INDEX】
1. 健康経営を従業員のやる気につなげる「ウェルビーイング経営」
2. 精神科ドクターが解説!職場におけるメンタルヘルスの理解とケア
3. 人事必見コラム:効果的なOJTをどう実践するか
<PR>─────────────────────────────────
【事例あり】人材育成会社ならではのノウハウで社員の能力向上を支援します
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=833&advr_id=1665&idx=1
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【1】今週のおすすめ! 注目記事
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≪インタビュー「となりの人事部」≫
がんとともに生きていく時代
社員が治療と仕事を両立するために人事ができることとは【前編】
36歳の時に乳がんと診断され、手術後、職場復帰された経験を持つ、クレディ
セゾン取締役の武田雅子さん。復職後、人事部内に健康管理室を設置。休職者
がスムーズに職場復帰できるプログラムを導入したと言います。前編では、武
田さんご自身の体験と、職場のサポート体制について詳しくお話を伺いました。
https://jinjibu.jp/article/detl/tonari/1791/
≪インタビュー「キーパーソンが語る人と組織」≫
ただ「健康増進」を唱えるだけでは届かない【後編】
健康経営を従業員のやる気につなげる「ウェルビーイング経営」の考え方
従業員の健康につながる施策に会社をあげて取り組む「健康経営」。「会社や
人事担当者が意識的に『健康』という言葉の意味を拡張していくべき」と武蔵
大学 森永先生は語ります。健康経営を定着させ、従業員のやる気を引き出し
ていくために大切なこととは?そのポイントについてお話を伺いました。
https://jinjibu.jp/article/detl/keyperson/1787/
≪HR Tech 最新トレンド≫
AIによるエントリーシート選考が“攻めの採用”を加速させる
500時間の工数を削減した“ソフトバンク流”未来の新卒採用【前編】
ソフトバンクは、2017年から新卒採用におけるエントリーシートの選考に、人
工知能「IBM Watson」を活用しています。AI導入によって多くの工数が削減さ
れ、公平な選考が実現できたという同社。その経緯や背景、具体的な成果と今
後の方向性について、同社採用・人材開発統括部のお二人に伺いました。
https://jinjibu.jp/hrt/article/detl/techactivities/1788/
≪人事労務用語辞典≫
人事・労務の担当者が知っておきたい、基礎&時事的な“キーワード”を
ケーススタディで解説。今週は三つの新しいキーワードが掲載されています!
■就職留年
卒業までに希望の就職先が決まらず、意図的に単位を落として学校にとどまり、
翌年に就職活動をやり直す。学費を余分にかけてでも、新卒枠で就職活動をや
り直したい。それは、新卒一括採用文化が生み出した闇でもあります。
https://jinjibu.jp/keyword/detl/877/
■ラチェット効果
頑張って高い目標をクリアしたら、次はさらに厳しい目標を課される。頑張れ
ば頑張っただけ自分の首を絞めてしまう。数値目標のある成果主義は、社員も
企業も成長が鈍化する危険が潜んでいます。「定性目標」が大切です。
https://jinjibu.jp/keyword/detl/878/
■グラフィックレコーディング
議論や対話などを絵や図などで可視化して記録していくこの手法。会議の内容
を一つの絵として見せることで関係性や構造が直感的にわかり、参加者の認識
が合わせやすくなるなど、議論をより発展させる手法として注目されています。
https://jinjibu.jp/keyword/detl/879/
▽この他にも、人事関連の用語795語を掲載中!
http://jinjibu.jp/keyword/
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【2】精神科ドクターが解説!職場におけるメンタルヘルスの理解とケア<PR>
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【無料】人事・労務担当者向け 東京限定・少人数開催
精神科ドクターがじっくり解説!
『職場におけるメンタルヘルスの理解とケア』
---------------------------------------------------------■
平成27年12月より導入されたストレスチェック制度をきっかけに、職場に
おけるメンタルヘルス不調の早期発見や、予防対策の必要性が高まりつつ
あります。
そこで今回は、実際に臨床医として多くの患者さんの診療に携わっている
精神科のドクターを講師にお招きし、職場におけるメンタルヘルスについてセ
ミナーを開催いたします。
----------------------------------------------------------------------
◆東京開催<1>◆
演者:青山渋谷メディカルクリニック 院長 片山信吾先生
開催日時:9月6日(水)19:00~20:30
場所:TKPガーデンシティ渋谷 ホールB
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=292&type=2&idx=1
▼お申込みはこちら▼
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=292&type=2&idx=2
----------------------------------------------------------------------
◆東京開催<2>◆
演者:メディカルケア虎の門 心理士 松村英哉先生
メディカルケア虎の門 院長 五十嵐良雄先生
開催日時:9月15日(金)19:00~20:30
場所:ステーションコンファレンス東京 402
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=292&type=2&idx=3
▼お申込みはこちら▼
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=292&type=2&idx=4
----------------------------------------------------------------------
参加費:無料
主催:グラクソ・スミスクライン株式会社
職域メンタルヘルスセミナーに関するお問い合わせ:spevent@jinjibu.jp
LMBI-00376 2017.8
■-------------------------------------------------------
◇GSKホーム
http://jp.gsk.com/
◇ご利用条件
http://jp.gsk.com/jp/terms-of-use/
◇プライバシーポリシー
http://jp.gsk.com/jp/privacy-policy/
グラクソ・スミスクライン株式会社
〒151-8566 東京都渋谷区千駄ヶ谷 4-6-15 GSKビル
---------------------------------------------------------■
Copyright(C) 2001-2017 GlaxoSmithKline K. K. All rights reserved.
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【3】≪ 連載コラム323 ≫
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若手人事パーソンへの至言&喝言 ~人事の「修羅場」はこうくぐれ!~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人事のプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、人事の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラルアーツ
(人間力)”を高めるヒントを語ります。
【部下育成に欠かせない手法「OJT」の効果的な進め方】──────────
第3回 効果的なOJTをどう実践するか
~部下と接するすべての場面をOJTと考える
OJTと言うと、上司(先輩社員)が仕事の手順を教えたり、業務に関するフィー
ドバックを行ったりするシーンが頭に浮かびます。しかし、実際には上司が部
下と接するすべての場面が、OJTであると考えるべきです。ここでは、OJTを
「日常管理」「個別指導」「手本を示す」という三つの切り口から考えてみま
す。
(1)日常管理
上司は部下をマネジメントし、組織の力を結集することで目標を達成しま
す。そのためには「日常管理」が重要であり、「部下と接する全ての場が
OJT」と捉える事が効果的です。業務目標の設定、部下一人ひとりへの職
務の割り当てはもちろん、あらゆる場面での部下との接触(ちょっとした
指示、簡単な報告、立ち話など)も全てOJTに含まれます。上司はどのよ
うな接触も部下育成にとって大切なものである、と意識しなければなりま
せん。
そのためにも日頃から部下の能力を的確につかみ、本人の能力を少し上回
る程度の目標を課していくよう心掛けることが大切です。なぜなら部下は、
一つひとつの目標にチャレンジし、それを成し遂げることで成長するから
です。その仕事が困難であればあるほど、部下は目標達成のプロセスで苦
しみ、悩みます。日常の接触の中での上司からのサポートによって、そう
した困難を乗り越えることができれば、目標達成に対する自信を持ち、次
のステップに向かうことができます。
(2)個別指導
上司は部下の仕事ぶりで気づいたことがあれば、その状況に最も適したや
り方で本人にフィードバックしなければなりません。特に個別指導を行う
際は、以下の点への留意が求められます。
●気づきを与える
人は自分自身の問題点に気づくことができれば、行動を変えようとします。
部下との接触の中では、どうしたら本人が問題点に気づくかを考え、適切
な指導・助言をすることが大切です。
●その場ですぐに指摘する
部下の成長のためには、必要だと感じた事項を、その場ですぐに指摘する
必要があります。時間が経ってから注意すると、部下からの不信感につな
がりかねません。
●分かるように話す
フィードバックする際には、部下がよく分かる言葉で、話の順序を組み立
て、理解しているかどうかを確かめながら話します。一度にたくさんのこ
とを伝えると混乱するので、ポイントを絞って話すことが肝心です。
●ステップを踏んで指導する
重要事項だからといって、いきなり難易度の高いことを要求しても、部下
はとまどってしまいます。理解できることから徐々に難しいことへと移っ
ていき、ステップを踏んだ指導を行うことが求められます。
(3)上司自らがよい手本を示す
人は、耳当たりのよい多くの言葉よりも、信念を持った一つの行動を信じ
ます。それは職場においても同様です。部下は上司が言ったことと実際の
振る舞いを見て、言行一致しているかを判断します。日頃からの上司の姿
勢・態度は、確実に部下に伝わっていきます。部下は上司の後姿を見て育
つことを、忘れてはなりません。
<今週の一言>
「OJTは、部下と接している場の全てであることを常に意識し、
上司は自らよい手本を示すべし!」
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『日本の人事部』メールマガジン 【vol.617】 2017/8/22
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【INDEX】
1. 健康経営を従業員のやる気につなげる「ウェルビーイング経営」
2. 精神科ドクターが解説!職場におけるメンタルヘルスの理解とケア
3. 人事必見コラム:効果的なOJTをどう実践するか
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http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=833&advr_id=1665&idx=1
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【1】今週のおすすめ! 注目記事
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≪インタビュー「となりの人事部」≫
がんとともに生きていく時代
社員が治療と仕事を両立するために人事ができることとは【前編】
36歳の時に乳がんと診断され、手術後、職場復帰された経験を持つ、クレディ
セゾン取締役の武田雅子さん。復職後、人事部内に健康管理室を設置。休職者
がスムーズに職場復帰できるプログラムを導入したと言います。前編では、武
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ただ「健康増進」を唱えるだけでは届かない【後編】
健康経営を従業員のやる気につなげる「ウェルビーイング経営」の考え方
従業員の健康につながる施策に会社をあげて取り組む「健康経営」。「会社や
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500時間の工数を削減した“ソフトバンク流”未来の新卒採用【前編】
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≪人事労務用語辞典≫
人事・労務の担当者が知っておきたい、基礎&時事的な“キーワード”を
ケーススタディで解説。今週は三つの新しいキーワードが掲載されています!
■就職留年
卒業までに希望の就職先が決まらず、意図的に単位を落として学校にとどまり、
翌年に就職活動をやり直す。学費を余分にかけてでも、新卒枠で就職活動をや
り直したい。それは、新卒一括採用文化が生み出した闇でもあります。
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■ラチェット効果
頑張って高い目標をクリアしたら、次はさらに厳しい目標を課される。頑張れ
ば頑張っただけ自分の首を絞めてしまう。数値目標のある成果主義は、社員も
企業も成長が鈍化する危険が潜んでいます。「定性目標」が大切です。
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議論や対話などを絵や図などで可視化して記録していくこの手法。会議の内容
を一つの絵として見せることで関係性や構造が直感的にわかり、参加者の認識
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精神科のドクターを講師にお招きし、職場におけるメンタルヘルスについてセ
ミナーを開催いたします。
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開催日時:9月6日(水)19:00~20:30
場所:TKPガーデンシティ渋谷 ホールB
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開催日時:9月15日(金)19:00~20:30
場所:ステーションコンファレンス東京 402
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参加費:無料
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第3回 効果的なOJTをどう実践するか
~部下と接するすべての場面をOJTと考える
OJTと言うと、上司(先輩社員)が仕事の手順を教えたり、業務に関するフィー
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下と接するすべての場面が、OJTであると考えるべきです。ここでは、OJTを
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す。
(1)日常管理
上司は部下をマネジメントし、組織の力を結集することで目標を達成しま
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人は自分自身の問題点に気づくことができれば、行動を変えようとします。
部下との接触の中では、どうしたら本人が問題点に気づくかを考え、適切
な指導・助言をすることが大切です。
●その場ですぐに指摘する
部下の成長のためには、必要だと感じた事項を、その場ですぐに指摘する
必要があります。時間が経ってから注意すると、部下からの不信感につな
がりかねません。
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フィードバックする際には、部下がよく分かる言葉で、話の順序を組み立
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ていき、ステップを踏んだ指導を行うことが求められます。
(3)上司自らがよい手本を示す
人は、耳当たりのよい多くの言葉よりも、信念を持った一つの行動を信じ
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振る舞いを見て、言行一致しているかを判断します。日頃からの上司の姿
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上司は自らよい手本を示すべし!」
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