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『日本の人事部』vol.598
2017/04/04 10:00
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『日本の人事部』メールマガジン 【vol.598】 2017/4/4
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~全国100,000社の人事実態調査~
【回答者全員に謹呈】日本の人事部 人事白書2017
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『日本の人事部』では今春『日本の人事部 人事白書2017』を発行いたします。
企業の人と組織に関する実態を調査し、有識者による分析を加えた人事の
皆さま必見のレポートです。
つきましては、下記のアンケートへのご協力をお願いします。
◆ご回答はこちら⇒ https://jinjibu.jp/research/
※アンケートは8テーマに分かれています。
1テーマずつ回答できます。各テーマの所要時間は、5~10分程度です。
◆回答謝礼はこちら↓
◇今回ご回答くださったテーマの集計結果
◇HRのオピニオンリーダー100人によるメッセージを集大成した
情報誌『日本の人事部 LEADERS』vol.5
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巻頭インタビューに、一橋大学名誉教授 伊丹敬之氏、早稲田大学ビジネス
スクール教授 内田和成氏、同志社大学教授 太田 肇氏が登場します。
企業変革や経営戦略の実現に向け、いま人事に求められるものとは何なのか?
“人・組織・経営のインテグリティ”をメインテーマに、HRのオピニオン
リーダー100人が、熱いメッセージを送ります。
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【INDEX】
1. “辞めない人材”か“離職率の低い企業”か
2. 【東京大阪仙台/無料】ストレスチェック2年目緊急セミナー
3. 人事必見コラム:グローバルとは何か?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】今週のおすすめ! 注目記事
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≪人材採用“ウラ”“オモテ”≫
せっかく採用した新入社員がすぐに辞めてしまう、という悩みを抱える企業は
少なくありません。そのため“すぐにやめない人材”であることも選考の重要
なポイント。第二新卒に対しても、その点を重視する企業は多いのですが──。
https://jinjibu.jp/article/detl/recruit/1695/
≪あの仕事の「ヒト」と「カネ」≫
遺体を生前の姿に近い状態まで修復し、特殊な処置で衛生的に長期保全する技
術のスペシャリスト「エンバーマー」。顔などを美しく整え修復することで、
遺体の尊厳を守り、遺族の悲しみをケアする、その仕事とは──。
https://jinjibu.jp/article/detl/hitokane/1694/
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緊急セミナー 東京・大阪・仙台にて開催決定!
「不安はないですか? 2年目のストレスチェック!」
─ 1年目の振り返りから2年目の結果活用まで ─
[主催] 株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント
■□■-----------------------------------(2017年4月4日)-------■□■
いよいよ法改正から2年目のストレスチェックが始まります。
・1年目のストレスチェックの振り返りができていない
・他企業の事例が知りたい
・集団分析の結果活用はどのように進めていくべきか…
本セミナーでは、そのような課題に応えるべく、ストレスチェックの
準備から実施報告までの一連の流れを振り返るとともに、2年目に向け、
特にご要望の多かった職場改善の進め方について解説いたします。
2年目のストレスチェックに不安や疑問のある方や、
現在ご検討中の方、ぜひお気軽にご参加ください。
───────────── セミナー開催概要 ─────────────
【対象】企業団体の人事労務・安全衛生・メンタルヘルス責任者様/担当者様
※ 弊社サービスを導入されていない企業様向けの内容です。
【地域/日時】下記URLよりお申し込みをお願いいたします
[東京]2017年4月12日(水)14:00~16:30
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=274&type=2&idx=1
2017年4月20日(木)14:00~16:30
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=274&type=2&idx=2
※ 両日程ともに同一内容です。
[大阪]2017年5月10日(水)13:30~ 16:30
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=274&type=2&idx=3
[仙台]2017年4月19日(水)13:30~ 16:00
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=274&type=2&idx=4
【セミナー内容】
■1:講演「ストレスチェックの各フェーズ毎の振り返りと対策」
1700社導入の実績から、初年度のストレスチェック運用で
浮き彫りになった課題や対策を、各フェーズに分けて振り返ります。
講師:山本 麻理
(株)アドバンテッジ リスク マネジメント 取締役・執行役員
■2:講演「ストレスチェック集団分析を活用した職場改善の進め方」
集団分析結果に対応したさまざまな施策の全体像を解説。事例を
基に、職場改善の具体的な進め方や一歩踏み込んだ打ち手をご紹介。
講師:島津 博之
(株)アドバンテッジ リスク マネジメント 組織ソリューション部長
シニアコンサルタント
※ 講演内容は予定であり、変更となる可能性があります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】≪ 連載コラム305 ≫
----------------------------------------------------------------------
若手人事パーソンへの至言&喝言 ~人事の「修羅場」はこうくぐれ!~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人事のプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、人事の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラルアーツ
(人間力)”を高めるヒントを語ります。
【「人事部門のグローバル化」をどう実現させていくか?】────────
第1回 グローバルとは何か?
~目指すグローバル化の形態で、求めるグローバル人材が決まる
少子化などの影響で国内市場が縮小していく中、多くの日本企業では、今後の
生き残りをかけてグローバル化を進めています。さらに最近では、直接海外に
進出するのではなく、M&Aなどでグローバル展開を図るケースも出ています。
ところが、それを人材・組織面から支える人事部門のグローバル化が未だに不
十分という企業が少なくありません。いったい、これからグローバルレベルで
の人事組織の構築と機能再編を、どのように進めていけばいいのでしょうか。
●グローバル企業の区分
そもそも「グローバル」とは、なんでしょうか。グローバル企業といっても、
海外への進展度合い・関わり度合いによって、以下の三つの段階に区分けする
ことができるでしょう。
(1)国際企業
第一段階が「国際企業」。日本を拠点に、取り引きの一部や生産・販売を
海外で行いますが、その主体はあくまで日本国内にある企業です。
(2)多国籍企業
第二段階が「多国籍企業」。生産・販売や収益の基盤が、日本だけではな
く複数の国・地域にまたがっている企業です。
(3)グローバル企業(ボーダレス企業)
そして、第三段階が本当の意味での「グローバル企業(ボーダレス企業)」。
海外拠点が大きく増えたことによって、本社が日本国内とは限らなくなり、
国境・国籍を越えたボーダレスで生産・販売が行われ、ヒト・モノ・カネ
・情報が行き交います。海外展開を図る企業にとって、最終形と言えるも
のです。
ここでは重要なのは、自社が目指すグローバル企業の形態が、どの段階の企業
なのかということ。そのためにも、短期(3~5年)中期(5~10年)長期(10
年~)といった経営戦略の下、どのようなステップを踏んで海外展開を図って
いくのかを決めることが大切です。そして、人事部門のグローバル化のあり方
も、その方針によってすすめていく必要があります。
●自社で必要となる「グローバル人材」とは?
目指すグローバル企業の形態が定まれば、それに基づいて自社で必要となる
「グローバル人材」も決まります。日本では、「日本人従業員で海外に派遣さ
れるスタッフ」のことをグローバル人材とするケースが多いようですが、グ
ローバル人材とは、あくまで「自社のグローバルビジネスを遂行するために必
要となる人材」のこと。グローバルの段階が進化すれば、当然、求める人材の
要件も変わってきます。
人材のスペックに関しては、「どこで採用するか(日本/海外/グローバル)」
と、「どこで活用するか(日本/海外/グローバル)」というフレームの中で整
理できます。具体的には、以下の五つに分類できます。
(1)日本採用×日本活用 → 日本ローカル人材
(2)日本採用×海外活用 → 従来のグローバル人材
(3)海外採用×日本活用 → 従来のグローバル人材
(4)海外採用×海外活用 → 海外ローカル人材
(5)グローバル採用×グローバル活用 → 真のグローバル人材
自社のグローバル展開に合ったグローバル人材の要件を定め、採用・育成し、
処遇する。それが、グローバル人事部門の重要な役割なのです。
<今週の一言>
「グローバル人材は一様ではない。
自社のグローバル段階に応じて、人材要件を定め、採用・育成するべし!」
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第二段階が「多国籍企業」。生産・販売や収益の基盤が、日本だけではな
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要となる人材」のこと。グローバルの段階が進化すれば、当然、求める人材の
要件も変わってきます。
人材のスペックに関しては、「どこで採用するか(日本/海外/グローバル)」
と、「どこで活用するか(日本/海外/グローバル)」というフレームの中で整
理できます。具体的には、以下の五つに分類できます。
(1)日本採用×日本活用 → 日本ローカル人材
(2)日本採用×海外活用 → 従来のグローバル人材
(3)海外採用×日本活用 → 従来のグローバル人材
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