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『日本の人事部』vol.599

2017/04/11 10:00

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         ─日本最大のHRネットワーク─   https://jinjibu.jp/
        『日本の人事部』メールマガジン 【vol.599】 2017/4/11
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【INDEX】

1. 生産性向上のカギは、働き方やチームワークではなかった?!
2. <無料セミナー>経営の意思決定に不可欠な“人事の見える化”
3. 人事必見コラム:グローバルに対応できる人材を増やすためには?
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【1】今週のおすすめ! 注目記事
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≪人事労務用語辞典≫
人事・労務の担当者が知っておきたい、基礎&時事的な“キーワード”を
ケーススタディで解説。今週は三つの新しいキーワードが掲載されています!

■内々定
「内定」と「内々定」はどう違うのか?──企業が学生に対して採用の意思を
示すという意味では、「内々定」も内定とほぼ変わりません。しかし、法的に
は大きな違いがあるというのです。

https://jinjibu.jp/keyword/detl/853/

■クラッシャー上司
厳しい言動や命令で部下を執拗に責め立てて休・退職に追い込むなど、部下を
精神的に“つぶし”ながら、自分は出世していく。「クラッシャー上司」は、
企業の財産である人材と、未来の変革の可能性をつぶしてしまうのです。

https://jinjibu.jp/keyword/detl/854/

■心理的安全性
生産性向上のカギは、働き方やチームワークではなかった?!──グーグルが
導き出した、生産性向上のカギ「心理的安全性」。必要なのはチームのメンバ
ーが気兼ねなく発言できる、本来の自分を受け入れられている安心感。

https://jinjibu.jp/keyword/detl/855/

▽この他にも、人事関連の用語771語を掲載中!

http://jinjibu.jp/keyword/


≪専門メディアの調査~労政時報≫

経営理念の策定・浸透に関するアンケート
~策定の目的は「企業経営の方向性の明確化のため」が91%

企業が重視する価値観や存在理由を明文化した「経営理念」。企業の強みとな
るべきものですが、どんなに優れた理念であっても、実践できていなければた
だの飾り物でしかありません。実際の策定状況と、浸透に向けた取り組み内容
や課題を規模別・産業別など、調査結果から分析します。

https://jinjibu.jp/article/detl/rosei/1696/

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【2】<無料セミナー>経営の意思決定に不可欠な“人事の見える化”<PR>
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 4月開催 組織・人事セミナーのご案内 (株式会社トランストラクチャ)
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組織・人事専門コンサルティングファーム、トランストラクチャより、
人事部門責任者の方々対象の組織・人事セミナー(無料)のご案内です。
お席に限りがございますのでお早目にお申込みください。

◆「経営の意思決定に不可欠な“人事の見える化”」
  ~人事の定量分析の手法と具体事例~
 当セミナーでは経営の意思決定を行う上で不可欠な人事の定量分析・客観的
 診断の内容と経営判断への活かし方について、解説いたします。

 日時:2017年4月19日(水) 13:00~15:00 受付12:30~
 講演:寺内 健雄 (コンサルティング部門 シニアマネージャー)
 詳細: http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=275&type=2&idx=1
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◆「次世代経営リーダー人材育成」
  ~効果的な評価と育成のPDCA実践に向けて~
 当セミナーでは次期経営幹部の効果的な育成方法を、具体的な事例を交えて
 解説します。また、実際に研修プログラムの一部をご体験いただきます。

 日時:2017年4月20日(木) 13:00~15:00 受付12:30~
 講演:大峯 竜次 (人材開発部門 シニアマネージャー)
 詳細: http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=275&type=2&idx=2
======================================================================
◆「360度評価による人事の品質向上」
  ~360度評価の導入・活用を進化させるためのポイント~
 当セミナーでは、個別の人材開発から人事そのものの品質向上へと、
 360度評価の実施・活用を進化させるためのポイントをご紹介します。

 日時:2017年4月21日(金) 10:00~12:00 受付9:30~
 講演:南雲 道朋 (株式会社トランストラクチャ パートナー)
 詳細: http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=275&type=2&idx=3
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◆「これからの人事制度」
  ~経営計画達成と外部環境に対応する合理的な人事制度~
 経営に連動した合理的な人事制度の考え方について、事例を交えて解説を
 行います。また、65歳雇用義務化へ向けた取り組みもご紹介いたします。

 日時:2017年4月25日(火) 15:00~17:00 受付14:30~
 講演:古川 拓馬 (コンサルティング部門 ディレクター)
 詳細: http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=275&type=2&idx=4
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◆その他のセミナー
「多様性推進、働き方改革はシニアから」
 ~シニア人材を活用するためのポイント~
 日時:2017年4月26日(水) 10:00~12:00 受付9:30~

「人事パフォーマンスを高める評価制度の設計と運用」
 ~効果的な評価と育成のPDCA実践に向けて~
 日時:2017年4月27日(木) 15:00~17:00 受付14:30~

 その他のセミナーは以下の一覧ページよりご覧ください。
  http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=275&type=2&idx=5
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  サービスのご案内、セミナーのお申込みは当社HPをご覧ください
  株式会社トランストラクチャ ( http://www.transtructure.com/ )
  〒102-0083 東京都千代田区麹町 5-4 KY麹町ビル
  TEL: 03-5213-3931(代表)/ Mail: news@transtructure.com
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【3】≪ 連載コラム306 ≫
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  若手人事パーソンへの至言&喝言 ~人事の「修羅場」はこうくぐれ!~
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人事のプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、人事の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラルアーツ
(人間力)”を高めるヒントを語ります。

【「人事部門のグローバル化」をどう実現させていくか?】────────
 第2回 グローバルに対応できる人材を増やすためには?
                 ~人事異動を効果的に使った人材育成


人事部門のグローバル化を進める上ではまず、社内でグローバルに対応できる
人材(母集団)をどう増やすかが課題となるでしょう。多くの日本企業はM&A
などによる海外での投資を活発にしながら、事業を海外へと広げていきます。
そこでは日本人・外国人を問わず、グローバルに活躍できる人材をどのように
育て、活用するのか、また、買収した海外企業をいかにうまく経営統合してい
くのかが問われます。そして人事部門には、グローバル研修だけでなく、人事
異動をもっと効果的に使っていくことが求められます。


●「グローバルな統合」と「ローカルな適応」のバランスを考える

グローバルに事業を展開する多くの企業が、「グローバルな統合」と「ローカ
ルな適応」のバランスに悩んでいます。ローカライズをある程度進めなければ、
市場の要請に応えられませんが、ある程度グローバルな統合をしなければ、経
営の効率は極めて悪くなってしまいます。したがって、事業のどの部分をどの
ようにローカル適応させ、グローバル統合させるかという“さじ加減”が、グ
ローバル経営を進めていく上で重要なのです。

その際、意識しておきたいのが、ローカル側とグローバル側の二手に分かれて、
両者の対話から「解」を見つけること。自分の立場を主張しつつ、相手の立場
を理解することができなければ、意味ある「解」は見つかりません。本社とし
て統合をかける側と、ローカルとして顧客に現場で応えていく側。どうしたら
両方の立場からモノを考えて、最適な「解」を導けるか。この点の仕掛けに、
人事は尽力する必要があります。


●意図的な人事異動で、グルーバルなゼネラリストを育成する

このような課題に対し、大手飲料メーカーA社では人事が意図的な人事異動を
主導し、グルーバルなゼネラリストを育成することに力を入れています。ポイ
ントは、幹部候補となる人材ほど海外拠点を転々とさせること。また、海外勤
務ばかりではなく、合間に本社や地域拠点に戻す人事異動を挟むこと。このよ
うな取り組みによって、「真のゼネラリストが育成される」とA社の人事責任
者は言います。

もちろん、全員がゼネラリストになる必要はありませんが、グローバル化を進
めるには、A社のようなやり方でグローバルに対応できる人材の量を増やして
いく努力が欠かせません。グローバルレベルでの変化に耐えうる人材を意識的
に選抜し、その人材がそういう生き方や働き方を選ぶかどうかを確認した上で、
グローバル人材としての異動を掛けていくことが、望ましい姿だと思います。

<今週の一言>
「グローバル人材とは、さまざまな立場の違いを経験しながら、
             意見を統合できる人材になることと知るべし!」

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