5月は、夏季賞与の支給額を検討する時期。まず、世間相場や自社の所属する業界動向、経営者の意向など、賞与に関する情報収集を行う。次に、それらを参考にした上で、自社の業績分析、過去の支給額の調査を行い、自社社員に対する賞与支給額をシミュレーションする。支給基準（計算式）としては、「算定基礎額×基礎年数×成績評価係数×勤怠係数」が一般的である。そして、各社の支給基準に基づき、全社員について総支給額を計算する。いずれにしても賞与は本来、成果配分という性格を持つ。そのためにも、自社なりの適切な評価基準の構築が不可欠である。

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