仕事と育児、介護そしてキャリアとの両立体験記
株式会社ユメコムの橋本珠美です。
仕事=常務取締役としての顔
子育て=母の顔
介護=嫁、娘としての顔
色々な顔を持ち、日々やりがいを持って前進しています。
そんな私でも、落ち込んだり、大変な時期があったり…
今でも続く、両立生活をシリーズでお伝えしてまいります。
老若男女問わず、このコラムが役立ちますように願っています。
【第3回】
■産休、育休で仕事から離れた30歳
初めての出産から、実家での休養(ひと月)を経て、
いよいよ母として、初めての自宅育児が始まった。
ミルクをたくさん飲んだら寝入る。
お腹がすいたら目を覚まして泣く。
オムツが汚れたらまた泣く。
その都度、私がすることは、ミルクの用意と、オムツの交換。
そして抱っこ。
その繰り返しが赤ちゃんの頃の育児だとわかっていて、
嫌なわけではない。
しかし、それを日中ずっとひとりでこなす。
子どもの様子や、自分の体調の加減で、
寝られない日々が連夜続いたときは、
辛いと感じたことも多々あった気がする。
赤ちゃんから少しずつ成長し、
寝返りやハイハイができるようになっても、
繰り返しの日々はそう変わらない。
産休、育休とは、母親にとって、
まさに孤独との戦いでもあると思う。
仕事をしている時の自分は、こんなに孤独ではなかったと、
数カ月前の自分を、ずっと昔のことのように懐かしんでいた。
産休や育休の間の母親は、子どもとの時間をただゆったりと
過ごしているわけではない。
孤独と戦っている時間でもあるのだ。
育児休業取得率の推移(厚労省H28年度雇用均等基本調査(速報版))
平成28年度
男性 3.16%
女性 81.8%
つづく
- モチベーション・組織活性化
- 福利厚生
- 安全衛生・メンタルヘルス
- ビジネスマナー・基礎
- リスクマネジメント・情報管理
「仕事と介護の両立支援」のスペシャリスト
仕事と介護、そして子育てを続ける経験と、創業17年の株式会社ユメコム「シニアサポートデスク」の相談実績をもとに、事例と自身の経験を取り入れたセミナーは、企業や社員の意識を確実に高めます。
橋本 珠美(ハシモト タマミ) 代表取締役、産業カウンセラー
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 京都市中京区 |