無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

できる営業は予測する

こんにちは、高橋です。

営業と言うと、どうしても「数字」の話が出てくるものですよね。

個人や会社の「数字」を少しでも増やそうと、日々営業活動に励んでいらっしゃるかと思います。

ただ、その数字もそうそう簡単には増えてくれないものです。

業種によっては天候がその月の売上に与える影響は変わる場合もあるでしょう。業種によっては為替レートがその月の売上に与える影響は変わる場合もあるでしょう。

小売業などでは、思ってもみなかったものが売れたりして、在庫があっというまになくなってしまって機会損失になることもよくあると思います。

そのため、「来週はどうなるだろうか」「来月はどうなるだろうか」と“予測”を立てたりするわけです。

 

予測と予想は全然違う

ところで、皆さんがやっているのは“予測”でしょうか。それとも“予想”でしょうか。

パッと聞くと違いが分かりにくいかもしれません。
では、あらためてこの2つの単語の文字をよく見てみましょう。

“予想”は「予め想う」と書きます。
“予測”は「予め測る」と書きます。

つまりそれぞれ次のような意味を持つのです。

予想=物事の成り行きや結果について前もって見当をつけること。
予測=物事の成り行きや結果について前もって推測すること。

見当をつけるだけなのか、推測をするのか、そんな違いがあるというわけですね。

もう少し分かりやすく、“予想”という言葉を例に挙げてみましょう。

予想という言葉つくものに「競馬」があります。
競馬場に行くと“予想屋さん”がいて、自分の予想を売っています。

ではなぜ、競馬は“予想”というのでしょうか。それはやはり、1位になる馬に関して見当をつけているに過ぎないからです。

レースの結果は誰にも分かりません。もし分かるのなら、予想屋さんは予想を売らずに自分で馬券を買えばいいわけです。

これに対して、予測は、足元の証拠を基に今後の動きを推測していくのです。
ビジネスでの売上などの数値分析では必ず“予測”という言葉を使いますが、推測するために使うのは人間の勘や想いではなく、数字で表現できる規則性だからです。

 

営業ではなぜ予測が必要なのか

予測をするためには、その前に「仮説を立てる」という動きが必要になります。

この「仮説を立てる能力」は営業パーソンにとって非常に重要だといえるでしょう。また、仮説を立てる場合に大事な要素として、営業パーソンひとり一人の「思考」が軸になってきます。

例えば、マクロ経済を論じて予測をする場合でも、アダム・スミスやマルクス、ケインズなど、多くの経済学者の思考が存在します。どの軸に立つかによって見え方は大きく変わってくるのです。

では営業パーソンにとって、個人の軸がどのように形成されるかといえば、日々の営業活動や営業研修などで培われていくというわけです。

予想にせよ予測にせよ、絶対に外れないということはありません。しかし、予測と予想では“外れた後の影響”も大きな違いがでてきます。

例えば営業部長が“予想”をして、その予想をもとにメンバーが営業活動をしたとしましょう。

その予想が大きく外れてしまった際には、メンバーから不満が集まってしまうはずです。徒労感が募り、「適当なことを言うから……」「だから部長はダメなんだ……」などといった愚痴まで出てくるかもしれません。

しかし、しっかりと「予測」をしたうえで外れてしまった場合には、「ここまで論理や数字を使って議論をしたうえでの決定が外れたのなら仕方ない」とメンバーも納得できるのです。

さらに、結果をもとに予測を振り返ると、当初の論理で誤っていたことがハッキリしてきます。すると、“どのように論理を変更すべきか”といったことも明確になるのです。

ですから、営業数字というのは“予測”をするものであって、“予想”するものではないというわけです。

昨今はどの企業においても生産性向上が大きなテーマになっています。ぜひ、無駄な動きをしないためにも、しっかりとした営業研修を受けて思考の軸を作り、自らの“予測力”を向上させていくということが大事です。

そして、日々の営業活動のなかで精度の高い予測を繰り返しながら、結果に繋げていきましょう。

 

※この記事は『アルヴァスデザインHP メンバーズ・コラム』に掲載された内容を転載しています。

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • マネジメント
  • コミュニケーション
  • 営業・接客・CS

営業社員研修を、座学の場から鍛え、経験を積む実践の場にシフトします。

私どもは「法人営業に抜本的なテコ入れをしたい」とお考えのお客様に対し、“現場で一緒に汗をかきながら経営理念実現を目指すこと”にこだわって変革支援をする会社です。
これまで約30,000名の営業人材開発に関与してきた実績がございます。

高橋 研(タカハシ ケン) 株式会社アルヴァスデザイン 代表取締役 CVO

高橋 研
対応エリア 全国
所在地 港区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

多様性にチャレンジ意欲を醸成し、イノベーティブなチームになる

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「多様性に“チャレンジ”意欲を醸成し、 イノベーティブなチームになる」 について一緒に考えていきたいと思います...

2024/11/20 ID:CA-0005727 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン