one for all、all for oneと言うけれど
one for all、all for one
みなさんもお聞きになったことはあるのではないでしょうか?
「1人はみんなのために、みんなは1人のために」
この精神は企業で働く上でも大事であるとの考えには異論は少ないでしょう。
さらに人事評価としてこのような言葉、やチームへの貢献、などの項目を設けている企業も多いです。
チームのことをどれだけ考えていますか?
しかしながら、実際はどれだけチームのことを考えているでしょうか?
自分の業務や目標について向き合うことに忙しいだけでなく、チームのことを考える時間はあまりないはずです。
この原因を個人の考え方や精神の問題だと考えるのは間違いです。
チームで行っているマネジメント、特に目標管理の仕組み自体の問題なのです。
人事評価において目標を設定する、いわゆる目標を握っている状態は上司と部下の間のみになりがちです。
そして、立てた目標に対するフィードバックや評価も多くの場合が上司部下間のみです。
チームのことは大切だ、と思っていても、チームのことを考える時間も仕組みも限らてしまっています。
リーダーだけでなくメンバーも、チームについてもっと語ろう
チームの目標やその進捗状況を知る仕組みを作ることで、リーダーだけでなくメンバーもチーム全体や他のメンバーの状況に関心を持ち改善のアイデアを出し合える状況が生まれます。
OKR(Objectives ans Key Results)の運用の一つの特徴は、メンバー全員がチームの状況を常に共有する透明性を持たせることにあります。
チームOKRをメンバー全員で進捗を共有し振り返ることで、チームのことを共通言語OKRで語り合います。また、自分の個人の業務とチームのつながりを常に意識することになるので、チームに対する貢献感を感じることでやりがいにもつながります。
”one for all、all for one”の精神を本当の意味で持つチームになるためには、チーム全体のことが全員に共有され、語り合える仕組みがあってこそ生まれるのではないでしょうか?
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【目的に向かって組織の力をタバネル】
組織マネジメント、OKR導入コンサルタント
著書「本気でゴールを達成したい人とチームのためのOKR」
ファッション・化粧品メーカー、コンサルティング企業などで勤務。取締役として最大 170 人の組織マネジメントに携わる。 自らのマネジメントと他組織のコンサルティグを経て、組織の力を束ねる目標管理「OKR」導入コンサルティングを行っています。
奥田和広(オクダカズヒロ) 株式会社タバネル 代表取締役
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 大阪市北区本庄西 |
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