部下の業務レベルをあげるコツ
【Q】
業務レベルをあげていくためには、メンタルにも負荷をかけ、ストレス耐性を作っていく必要があるかと思います。メンタルケアとストレス耐性はどう両立させていくことが望ましいのでしょうか。
【A】
メンタルケアとストレス耐性は同じ意味ではないかと思います。
人のこころは強い・弱いの二元論では表せません。
例えば、恋愛をして、自分の大好きな人に愛されれば、脳内には幸福物質が分泌され、メンタル的に非常に癒された状態になるとともにストレス耐性も高まっている状態になります。
ご質問の前提は、当社では「使命感も感じない嫌な作業」を我慢する力が必要というニュアンスに聞こえます。
仕事とは苦しいもので、それを乗り越えることができるストレス耐性を身につけるべき。というのは仕事を愛している人。仕事が人生の使命になっている人には当てはまらない発想です。
また、業務レベルをあげるというのは、仕事の量を増やすということをさしているようにも感じます。
業務レベルの向上とは作業能力の向上ではないし、技術の習得でもなく、クリエイティビティの問題ではないかと思います。
労働時間を闇雲に増やしたり、根性でスピードを上げてもそれは業務レベルの向上にはつながりません。
創造性を発揮して、同じ労働時間で倍の効果を出す。
これが業務レベルをあげることだと思います。
- 安全衛生・メンタルヘルス
不登校・うつ病・失業などで悩む人たちが心の問題を解決して、実際に学校に通ったり仕事に復帰するためのサポートをしています。
重度のうつを発症し10年近い療養生活を送る。自らの自殺未遂の後、闘病仲間の自殺を機に、独力で社会復帰。以来、自らの経験を元に、様々な心理学・心理療法を学び、3,000名を超える心理カウンセリングを行う。生きるための心理学の伝道師として活動。
椎名 雄一(シイナ ユウイチ) 取締役所長
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