【伝え方が9割】セクハラ上司になりたくない!

【相談者:スギモトさん(49歳/男性/専門商社)】

中途で入ってきた女性の横山さん。
仕事はそつなくこなしてくれるのですが、あまり自分を出さないタイプで、
何を考えているのかがわからないんです。
 

私から「何か困ったことはない?」とマメに声を掛けているのですが、
「大丈夫です」しか返ってきません。
 

きちんとコミュニケーションをとって、信頼関係を築きたいのですが……。
女性なので、へたに「君のことをもっと知りたいんだ」などと言って、
セクハラ上司扱いされたらたまりません。
 

どう伝えれば、もっと自分のことを話してくれるでしょうか?

 

【言ってしまいがちなダメな例】
 

×「君のことをもっと知りたいから、話しをしよう」

 

自分には全くそういう気がなくても、相手が「これってハラスメントじゃない?」と
感じてしまったら、大変です。
 

しかし、コミュニケーションをとらないわけにもいきません。
誤解のないような伝え方が大切ですよね。

 

【今の時代に効く伝え方】
 

◎「君の専門性が生かせるよう、希望を聞きたいんだ。
もっと、みんなが働きやすい環境にしたいからね」

 

こんなときは、伝え方の技術「相手の好きなこと」を使ってみましょう。
相手が喜ぶことをもとに、お願いをつくる方法です。
 

自分の専門性を生かせること、働きやすい環境になることは、部下にとって嬉しいことです。
こう言われれば、「自分のことを話しておこうかな」という気になりやすいのです。
 

さらに、「部下のことを考えてくれる良い上司」という印象まで与えることができるでしょう。
 

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人事の皆さん

伝え方は、誰でも学べます

センスではなく、技術があるんです

  • モチベーション・組織活性化
  • リーダーシップ
  • マネジメント
  • チームビルディング
  • コミュニケーション

伝え方の力で、会社を、人材を、サービスを強くします。

伝え方は「センス」ではなく、「技術」です。
誰であっても、学ぶことができます。

同じ商品なのに、売れる人と売れない人がいます。
同じ仕事なのに、評価される部下と評価されない部下がいます。
同じアドバイスなのに、信頼される上司とされない上司がいます。

ちがいは、「伝え方」。
ビジネスで伝え方は、売上に直結します。

佐々木圭一(ササキケイイチ) 『伝え方が9割』著者/コピーライター/上智大学非常勤講師/作詞家

佐々木圭一
対応エリア 全国
所在地 港区

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