「ペット可」物件の注意点 ─ (2)飼い始める前に ─

こんにちは、プレニーズ秋口です。
前回ペット可物件の注意点として、契約内容の細かなルールについてご紹介しました。意外と見落とされてしまう点も多いですが、それでも飼いたいなら事前準備を忘れずに。今回はペットを迎える前にやっておくべき準備について解説します。
(1)管理会社への確認
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飼い始めた後に「その条件はNGです」「確認無しで飼育するのは契約違反です」と言われては大変です。トラブルを避けるためにも、必ず事前に「ペットの飼育を考えているので、条件を確認したい」と連絡しましょう。
(2)必要書類や写真の提出
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ペットの写真提出や、飼育環境に関する申告を求められることがあります。管理会社視点ではどの部屋でどんな動物が飼育されているか把握する必要があるため、もし提出を求められたら応じましょう。
(3)頭数や犬種・猫種は正確に伝える
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大型or小型、頭数、犬種や猫種によっては制限が付きます。「もしかしたらNGになるかも……」と不安に思うかもしれませんが、こっそり飼って後から発覚すると心象はとても悪いものになります。必ず正確な情報を申告して確認しましょう。
(4)ワクチン接種の証明が求められることも
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衛生面や近隣住民への配慮から、予防接種を受けていないと飼育許可が出ない場合があります。もしまだ受けていない場合、ペット自身のためにも早めに対応しましょう。
(5)ペット飼育停止届
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ペットが亡くなった際は、管理会社に「ペット飼育停止届」を提出しましょう。ペット飼育を理由に賃料が上げられている物件なら、減額請求できる余地があります。また、物件内でペット関係のトラブルが発生した際に「もう飼っていないので無関係です」と示す証拠にもなってくれます。
★事前の確認がとにかく大事!
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賃貸物件でペットを飼うには、想像以上に細かな確認や手続きが必要です。
「ペット可なんだから大丈夫」「これくらいは報告しなくていいでしょ」と思い込まず、まずは管理会社に相談しましょう。ペットも人間も安心して暮らせる住まいづくりの第一歩は、“ルールを守ること”から始まります。
ちなみに絶対にNGなのは、ペット不可の物件でこっそり飼うことです!(皆さんお分かりかと思いますが……)
契約違反で借主が圧倒的に不利な状況となるため、強制退去や高額のクリーニング代を請求されても交渉の余地はほぼありません。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
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秋口 朱里(アキグチ シュリ) 株式会社プレニーズ 法人営業課 社宅コンサルタント

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