第9回:身体接触を含むコミュニケーションがもたらす効果
一般的に日本の職場では肩を組む必要は無いですし、握手もあまり見かけませんよね。
職場では困難な日常業務内での「身体接触の効果」について検証・考察してみしょう。
■ 身体接触とは
「身体接触」は知的なコミュニケーションではなく、情緒的なコミュニケーションのひとつとされています。
親子や兄弟のように一定の信頼関係がベースにある場合、不安を軽減させリラックス効果を育てる事で相手との
「心的距離」を埋めるきっかけとなります。
「身体接触」をネット検索すると様々なコミュニケーション効果を閲覧する事が出来ますが、日本の文化背景を考えない
と大きな問題に発展する可能性があります。
■ 握手から始まるコミュニケーション
文化、歴史、自己の生い立ち、性別などの要因により身体接触に対する警戒値は様々ですが、最も敷居が
低く効果的なのは握手ではないでしょうか。
選挙演説やアイドルの握手会なども親近感を高める活動例です。
目標を達成したメンバーに対して上司が握手をし、褒めたたえる。など
一つの行動の中にも自己開示と他者理解、信頼構築と少しの挑戦が含まれます。
■ 身体接触の機会をつくる
効果的な事がわかっても、なかなか一般的に日本の職場では機会は少ないでしょう。
例えば、気候が良くなれば会社のメンバーでキャンプをしたり、バーベキューなど、
大自然の中で行われるアドベンチャー体験には、自分と向き合うこと、難関にチャレンジすること、仲間と協力すること、
達成感を味わうことなど、人間の成長に欠かすことのできない多くの体験が含まれています。
それらの体験を単なる楽しかったという経験で終わらせず、体験・振り返り・一般化・再試行という体験学習サイクルを経て、
そのプロセスの中から学ぶことを重視する事がより効果的な活動につながるのです。
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- コーチング・ファシリテーション
- チームビルディング
- コミュニケーション
乗船中のボースン(甲板長)から生の声をお届けします。
季節を肌で感じながら、船のメンテナンスを担当するボースン(甲板長)です。
乗船中の研修生の皆さんとの船内共同生活は日々新たな発見の連続です。
迫田 央(サコダ ヒロシ) 帆船みらいへ事業部営業統括
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