第4回:自衛隊生活体験との違いは?
・ハロウィンも終わり、クリスマスの装飾が町中に一気に広がりましたね。
■ 「自衛隊内生活体験」とは?
ここ数年で自衛隊で行われる隊内生活体験を新入社員研修とされる企業様が増えています。
最も期待される目的は「厳しさ」です。
「学生気分からの離脱」や「集団行動の大切さ」などを学ぶ為、社会人としての厳しさを隊内生活体験の中に求められているのです。
隊内生活体験は、「自衛隊の実際の姿を広く知り、理解を広げて頂く事が目的の体験(防衛省ホームページより)」ですので参加費用はリネンクリーニング代と食費光熱費程度で安く設定されています。
決められたマニュアルを元に企業側のリクエストも可能な範囲で考慮頂けますが、申し込み後に受け入れ可能な駐屯地によって異なるようです。
実施時期は自衛隊活動頻度の低い4、5、6月となり、なるべく多くの団体に参加頂く為、2泊3日程度が一般的です。
■ 帆船でのアドベンチャー体験との違いは?
① 帆船を使ったアドベンチャー体験は、企業様ごとの社風、社員の雰囲気、研修時期と期間、ロイヤリティー等をお聞きした上でプログラムをカスタマイズし、求められる効果(ねらい)につなげます。
② 我慢して厳しい拘束期間を乗り切って「やれやれ解放された。」ではなく、自発的な気づきから前向きな取り組みを潜在意識から引き出す為、逃げられない海の上の厳しい拘束された活動でも達成感を感じ、下船後も乗船効果が長期間持続します(フォローアップ体験と組み合わせると更に効果的です)。
「やれ」と言われて行動するのではなく、「なぜやるのか」に気づく事で行動に移す場を提供するのが帆船です。船が、風が、波がその場を作ってくれます。船員スタッフは正しい「ねらい」へ向かうようにお手伝いをさせて頂くのです。
次回のコラムは、「出入港する港はどこ?」がテーマです。
お楽しみに。
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- コーチング・ファシリテーション
- チームビルディング
- コミュニケーション
乗船中のボースン(甲板長)から生の声をお届けします。
季節を肌で感じながら、船のメンテナンスを担当するボースン(甲板長)です。
乗船中の研修生の皆さんとの船内共同生活は日々新たな発見の連続です。
迫田 央(サコダ ヒロシ) 帆船みらいへ事業部営業統括
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所在地 | 渋谷区 |