大丈夫、私たちは前に進める!プランド・ハップスタンスセオリー
コロナの影響で、急激な変化が起き
ストレスにさらされる日々が続いていますね
誰もが不安になります
キャリアという言葉さえ
緊急事態の後ろに隠れてしまうように思います
「いやいや・・・今、それどころじゃないから」って
思ってしまうかもしれません。
でも、実のところ
だからこそ、考える必要があります。
キャリアの語源は、轍(わだち)です。
日々、「私、キャリアを築いているんだ!!」と
意識している人は、あまりいないと思いますが
何かの節目に立ち止まり、今まで来た道を振り返り
日々の点を線でつなげていくことで
自分のキャリアが見えてきます。
今、あまりにも、大きな出来事があり
意識が分散しがちですが、
先にも書いたように
立ち止まって考えるべきとき。
まさに、節目なんです。
そして、おそらくアフターコロナ(ウイズコロナともいわれていますが)は
なだらかな道ではないでしょう
もしかしたら、時には
けもの道を歩くことも必要かもしれません
でも、舗装された道よりも
たくさんの可能性もあるかもしれない
少しだけ、心を静めて
考える時間をつくってみてください。
キャリアにずっと携わってきたものとしては
自分も含めてなんですが、
あらためて、
プランドハップンスタンスセオリーの思考が必要だと感じます
プランドハプスタンスセオリー(Planned Happenstance Theory)とは
スタンフォード大学・クランボルツ教授が1999年に提唱したキャリアの理論です。
キャリアの8割は
予期せぬ偶然が決定づけているということが研究によって
わかっています。
この偶然は、「起こってほしくない」ことも含めてです。
今の状況、誰もが起こってほしくない出来事ですよね。
でも、起こっている事実は変えられない・・・
この理論を私なりに要約すると、
出来事は偶発的に起こったのですが
将来から、その出来事を見たときに
「あれがあったから、今がある」といえるように
キャリア形成の中に取り込むことだと考えています。
そして、プランドハプスタンスセオリーでは
次の5つの姿勢が必要だと言われています。
1. Curiosity: exploring new learning opportunities
2. Persistence: exerting effort despite setbacks
3. Flexibility: changing attitudes and circumstances
4. Optimism: viewing new opportunities as possible and attainable
5. Risk Taking
(以下は意訳です)
1.好奇心:たえず新しい学習の機会を模索すること
2.持続性:たとえ失敗しても、努力し続けること
3.柔軟性:これまでのこだわりを捨て、姿勢や状況を変えることを進んで取り入れる
4.楽観性:新しい機会は実現し、可能になるとポジティブに考えること
5.冒険心:結果がどうなる分からない場合でも、リスクを恐れず行動する
ぜひ、1~5について
いま、自分がとれる行動を書き出してみてください!
きっと、気づきがあると思いますよ
- モチベーション・組織活性化
- キャリア開発
- リーダーシップ
- コーチング・ファシリテーション
- 営業・接客・CS
人材業界で20年以上の実績があり、コンサルタントや講師として様々な組織や人の”働く”をサポートしてまいりました。その豊富な経験が強みです!
最大手人材会社でキャリアコンサルタント・研修講師(西日本研修立ち上げ)。在職中は各賞の獲得、有名サイトでは登録660社のうち西日本第5位のコンサルとして掲載される。その後JAL系研修会社で多種多様な企業研修の実績あり。キャリ・ソフィア代表。
木山 美佳(キヤマ ミカ) 株式会社キャリ・ソフィア 代表取締役
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