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うつを理解するステップ~心理職自身が経験したメンタル問題~

メンタルヘルスの問題の中で

最もポピュラーというるものは、

『うつ』

でしょう。

 

ご存じの通り、

『抑うつ気分』というのは、多くの方が経験することで

気分の落ち込みや、やる気が出ないなどの状態は

それほど理解に難しくありません。

 

実を言えば

私個人も、学生時代の1年間ほど、

「今自分が振り返れば、あれは、うつだった」

という時期があります。

 

どんな状況だったかといいますと

わたしが大学に入学したころというのは

いわゆるバブル崩壊からの就職氷河期でした。

 

心理学を勉強していましたし

専門職に就きたいと思っていましたが

臨床心理士の資格は

大学院を出ないと受験資格が得られませんでした。

しかし

実家は、父が失業していましたから

大卒後は、自分が仕事に就くことは先延ばしできない状態です。

 

大卒で、心理職で安定した職業となると

公務員試験の選択となりますが

当時の国家公務員心理職は20倍とか40倍ほどの倍率でした。

 

能力も自身がありませんし

お金もありませんから

毎日、独学での試験対策に明け暮れていました。

 

詳しい話は避けますが、2年ほどそうした生活を続けているうち

いわゆる三大欲求

食欲

性欲

睡眠欲

というものが、ほぼマヒした感じになっていたのです。

 

体重は激やせで、

173センチで50キロを切りそうなくらいになっていました。

 

あまりに焦燥感がつよく、自分ではコントロール不能だと感じ

病院に行こうときめた矢先

試験合格の通知が届き

それを機に、症状は少しずつなくなってしまいました。

 

この経験は、後になってみれば、2つの気づきにつながりました。

 

他者から見てどうでも良いと思うようなことでも

本人が、その状況に追い込まれているときには

「美味しい物でも食べて、ゆっくり休んで」

とか

「何か気晴らしをして」

とか

そういったアドバイスは、まったく意味がない

ということが一つ。

 

興味関心とか、浅い層ではなく

根本的に欲求が生じないことが、その見分けになること。

 

また、こうした状態に陥る前段階として

自分自身の物事に対する態度、姿勢が影響しており

そのことに気が付くことによって

再度、そうした状態に陥ることを防ぐことができることです。

 

実を言えば

わたしは、その後、もう一度、似たような経験をしてしまうのですが

その時も、自分へのタスクを課しすぎる

というクセが影響していました。

 

この態度やクセの部分は、臨床経験から言うと各個人で異なります。

 

個人的な経験と

その後の心理臨床の経験から言えることとして、

病院を受診する、受診を勧める状態としては

 

〇食欲全般が低下し、おいしそうとか、食べてみたいとかいう感覚がわかない。

食べるとしても、義務的に「食べないといけない」と思って食べる。

 

〇性欲も低下するが、むしろまったく関心がなくなっている。異性とのかかわりなどをうっとうしく感じる。

 

〇睡眠はとれる場合もあるが、疲れがつれず、緊張で目が覚めたり、早くに目が覚めて、焦りなどを感じ、眠れない

 

いまとなっては、

美味しく食べて、いくらでも眠れて、

むしろ生活習慣に気を付けないといけないくらいで

『そんなことがあったなあ・・・』

という感覚なのですが、

それは、自分自身にかける負荷をコントロールできるようになったためだと思います。

 

もう一つ、この経験は、現在の法人運営にも役立っていて

法人のマンパワーに対する業務量や、効率を、

従業員の様子を見たりすることで、肌感覚で感じられることにつながっています。

 

簡単な例えをお話しするとわかりやすいかもしれません。

 

ジムに行ってトレーニングをするとか

ジョギングをするときに

音楽を聴くことがあるでしょう。

 

あれは、音楽を聴いていると、多少気持ちが楽になったり、疲労の感覚から意識がそれて、トレーニングやジョギングを続けやすくなることは、実感があるでしょう。

 

それは『正常』です。

 

しかし、うつの時は、そうした「気がまぎれる」という機能が失われているので

例えば、ストレス発散で食べる、とか

デートをしたら、気持ちが癒される、とか

そういう機能が故障していて

苦痛なうえに、さらに雑音が聞こえるとか、まとわりつかれるとか

そんな風に感じるのです。

 

これは、個人だけでなく、組織でもそうです。

 

なんとなく、察しがつくでしょうか。

 

さて、では、こうした状態の従業員方がいるとき、

そして、組織が悲鳴を上げているとき

 

どんな風にしていったらよいのか。

 

臨床経験を交えて、お話をしていきましょう。

 

  • モチベーション・組織活性化
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