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「未来を担う人材」を育てるとは、自社らしさの探求活動である

【導入編】「未来を担う人材」を育てるとは、自社らしさの探求活動である

 

「近い将来、会社の経営チームを担うような人材を、いかに見極め、引き上げていくのか?」

「5~10年後に会社をリードしていけるような、より若手の人材を、いかに育てるのか?」

「どうすれば、持続的に、会社の未来を担う人材が生まれ続ける組織や仕組みをつくれるのか?」

こうした問いは、会社の未来と真摯に向き合おうとする、多くの心ある経営者や人事責任者・あるいは様々な持ち場で会社の未来に想いを馳せる担当者の皆様が、向き合い、頭を悩ませてきたテーマではないだろうか。

 

 

 “義務対応”ではなく“らしさ”に根差した探求としてのリーダー育成

2023年より国内の大手企業に人的資本の情報開示が義務化されたが、人的資本の国際ガイドラインにおいても、「後継者計画(サクセッションプランニング)」や「リーダーシップ開発」などの項目が示されている。※1

<脚注> ※1 ISO30414は、企業が人的資本に関する情報を開示するための国際的なガイドラインであり、11の領域と58の項目で構成されている。国内では2023年度より、有価証券報告書を発行する上場企業に対して、人的資本の「戦略」と「指標及び目標」を記載・情報開示することが義務化された。 

 

こうした背景を踏まえ、自社なりの重要ポストの定義や、求められる能力、フォローアップの仕方などについて改めて言語化を始めた企業や、ガバナンス観点から社外取締役を交えた指名報酬委員会を新たに設置した企業も増えている。

ただ、多くの読者の皆様が気づかれている通り、こうした取り組みの本質は、「説明責任を求められているから対応する」という受動的なものではなく、本来は、「その会社ならではの、過去取り組んできた経緯や、ビジネスや組織としてのこだわり、未来への展望や社会への使命感」といったものを深く受け止めた上で、「いかに、自分たちの企業ならではの未来を描き、それを担っていける人材を輩出していけるか?」という問いに向き合うことである。

言い方を変えると、その会社独自の、守りたい「自分たちらしさ」、もしくは今後築いていきたい「自分たちなりの組織の在り方」と密接にかかわる、あくまで能動的な、「自社固有の未来を描いていく”探求活動”」であるとも言えるだろう。

 

 

取り組みが“散発的”にならないために――主導権と軸を取り戻す

しかし現実においては、当初は上記のような理想像を描いたとしても、「タレントマネジメント」・「サクセッションプランニング」・「次世代リーダー育成」・「キャリア開発」といったトレンドワードと共に、社外からの要請が先行し、他社の先行事例に追随するように一つ一つの施策がバラバラに立ち上がり、どこか全体像がちぐはぐなまま、いつしか取り組みの軸や、主導権が失われてしまうケースも多い。

その結果、一過性の取り組みばかりが生じては消えていき、持続性が失われてしまったり、あるいは、「有象無象の施策群」を運営することばかりに気を取られてしまったり…といった悩みを抱える経営者の方・人事部門の方の声にも、数多く触れてきた。

 

そんな中、改めて考えてみていただきたい。

どのようなアプローチであれば、「自分たちならではの思想・歴史・大切にしたいこだわり」に軸足を置きつつ、取り組みの主導権を失うことなく、意味のある・持続的な仕掛けをつくっていけるだろうか。

 

 

実践から得た観点をもとに、いくつかの観点を紹介

エッグフォワードではこれまで、持続的な組織づくりや、将来の経営者候補の育成、次世代リーダーとして会社の未来を担う人材の輩出 といったテーマについて、それぞれの企業・組織の想いやこだわりに触れながら、共にあるべき姿や掲げるべきコンセプトを練り、実際に実践に移しながら現場での悩ましさや継続の難しさと向き合い、愚直にその会社ならではの仕掛けや取り組みやカルチャーを紡ぐ活動をご一緒させていただいてきた。

我々自身も日々、お客様との取り組みを通じて新たな視界に気づき、発見をし続ける毎日である。

 

 

本コラムでは、主に「次世代のリーダー候補に対する育成の構想・設計・運用」という文脈に沿って、上記の様々な業種・規模・フェーズの現実に向き合う各社・各組織とのかけがえのない一つ一つの経験を踏まえ、取り組み上の観点をいくつかご紹介していきたい。

(なお、ここでいう「次世代リーダー候補」とは、たとえば数年後にマネジメントや重要な役割を担うことが期待される中堅層や、将来的に経営の中枢を担うことを視野に入れた若手層などを含む、広義の「未来のキーパーソン候補」を指す)

 

自社ならではの意義ある未来の実現を願い、実際に踏み出そうとされている読者の皆様にとって、何らか視界を広げる・思考を深めるきっかけをつくれたら幸いである。

 

 

次回は、“自社らしい”未来を担う人材育成を実現していくための【構想編】として、「どのような思想で未来を描くか」「目指す状態をどう定めるか」という観点について掘り下げていきます。

 

このコラムを書いたプロフェッショナル

池田 慎一

池田 慎一(イケダシンイチ)
エッグフォワード株式会社 企業変革事業部 マネージャー

リーダーや若手の育成、マネジメント強化、理念・カルチャー浸透など、企業の優先課題に応じて幅広く支援を行っています。
お客様固有の歴史や想い、組織文化に根ざした「ありたき姿」の言語化と、その実現に向けた構想・実行の伴走を得意としています。

リーダーや若手の育成、マネジメント強化、理念・カルチャー浸透など、企業の優先課題に応じて幅広く支援を行っています。
お客様固有の歴史や想い、組織文化に根ざした「ありたき姿」の言語化と、その実現に向けた構想・実行の伴走を得意としています。

得意分野 リーダーシップ、マネジメント、コーチング・ファシリテーション、チームビルディング、ロジカルシンキング・課題解決
対応エリア 全国
所在地 渋谷区
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