時代は変化している。では、研修は変化しているのか?
こんにちは。研修コーディネーターの飯島宗裕です。
時代とともに、教育のあり方や個人の価値観は大きく変わってきました。
最近よく感じるのは「コミュニケーション」のあり方に対する変化です。
私も飲みニケーションは大好きで、社会人になりたての頃は先輩方に
現場以外の場所で多くのことを学ばせていただきました。
しかし、最近はそのような場が少なくなっていると思います。
そもそも、人と人が対話しながら関係性を築いていくというプロセスの
コミュニケーションのあり方が変化しているのではないでしょうか。
最近よく聞く言葉に「リスペクト」があります。和訳すれば「尊重する」
ですが、仕事のパートナーとしてお互いにリスペクトしあう関係づくり
が求められているように感じます。であれば、当然ながらチームビル
ディング研修やコミュニケーション研修もそれに合わせた内容に変える
ことが必要です。それは、人間関係を「対話」ではなく「互いの尊重」
によってどのように築き上げるのか、といったプロセス研修で伝える
か、ということです。(対話型のコミュニケーションを否定している
わけではありません。新たなプロセスを含めることが重要になっている、
ということです)
一方、研修会社や講師の中には、なかなか研修内容を変化に合わせよう
としない方も少なくないように感じます。(20年間内容が全く同じ講師も…)
たとえ面倒であっても、研修内容を変化させなければ「実践で使いものに
ならない研修」になってしまうのですが。
話は変わりますが、来年度から小学校にてプログラミング教育が始まります。
ロボットなどを使ってプログラミング思考を鍛えるという趣旨なのですが、
学校の先生も自分たちが教わった経験の無い内容なので、どのように教えれば
良いのか苦労されているみたいです。(そのガイドラインができていないのに
導入ありきというのはどうかと思いますけども)
このプログラミング思考自体は大切で、私は小学生のうちにこの内容を
教える事自体は大変有意義だと思います。ただ、この小学生が社会人に
なったときに、多くの組織内で「思考プロセスの違い」による混乱が
生じると予想しています。
プログラミング教育を受けていない先輩「何でそんな考え方をするんだ?」
プログラミング教育を受けた新入社員「何でそんな考え方しかできないんですか?」
恐らく、このような会話があちこちで起きるのではないでしょうか。
そのため、あと10年のうちにプログラミング思考をもった人材を受け入れること
ができるように研修も変化させなくてはならないように思います。
研修も変化させなくては。
- 経営戦略・経営管理
- モチベーション・組織活性化
- 人事考課・目標管理
- キャリア開発
- チームビルディング
「研修設計のノウハウを広めています」
効果的な研修や人材育成を行なうためのワークショップ開催や資料提供、ファシリテーター派遣を行っています
今までに設計した研修は2000件以上。その満足度は90%以上いただいております。
真剣に人材育成に取り組んでいる企業・自治体や担当者様のパートナーとして
全力で支援し、人材育成で組織を元気にしたいと考えています。
飯島 宗裕(イイジマ ムネヒロ) 一般社団法人日本研修コーディネーター協会 代表理事/人材育成コンサルタント・日本酒コンサルタント
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