新入社員研修を「やりっぱなし」にしていませんか?
4月に新入社員研修を行った企業や組織は多いと思います。
(中には、新入社員研修の途中である場合もあるかもしれませんが)
さて、新入社員研修が終わって配属がなされ、人事担当者としてもほっと一息できる
時期かもしれません。その新入社員研修を「やりっぱなし」にしていませんか?
来年度により効果の高い新入社員研修を行えるかどうかは、今しっかりと「振り返り」を
やっているかどうかがカギとなります。
新入社員の配属先で、研修で学んだことが実践されているでしょうか。
また、配属先は新入社員に対してどう感じているかを把握しているでしょうか。
以上の項目について、しっかりと調査(ヒアリング)することをお勧めします。
そうでないと、新入社員研修の効果を知ることがきないからです。
「新入社員研修は外部の研修会社に依頼しているから」というケースも多いでしょう。
しかし、「求めている新入社員像」は会社によって異なります。
自分たちの会社における「求められている社員像」を明確にし、その中で
「1年目には必ず身につけてもらいたい意識・知識・技術は何か」を洗い出すことが
大切です。それには様々な要素があるとは思いますが、その中でも会社の理念をしっかりと
把握させ、組織の一員としての行動指針をしっかりと伝えることが重要ではないでしょうか。
しかし、研修会社が提供する新入社員研修にはこの重要な内容が入っておらず、結果として
十分な研修効果が得られていないケースもよく目にします。
そして、より重要なのは、人事が期待している状態に新入社員が育っているかどうかを
把握することです。
6月になり、少しずつ新入社員も会社に慣れてきつつあります。(良くも悪くもですが)
ぜひ、新入社員本人や配属先の方に立ち話でも良いのでヒアリングをしてみてください。
そして、そのヒアリング結果をもとに4月に行った研修の内容を見直してみてください。
この振り返りが、来年度以降の新入社員研の効果を高くしていく大きなポイントと
なるのです。
- 経営戦略・経営管理
- モチベーション・組織活性化
- 人事考課・目標管理
- キャリア開発
- チームビルディング
「研修設計のノウハウを広めています」
効果的な研修や人材育成を行なうためのワークショップ開催や資料提供、ファシリテーター派遣を行っています
今までに設計した研修は2000件以上。その満足度は90%以上いただいております。
真剣に人材育成に取り組んでいる企業・自治体や担当者様のパートナーとして
全力で支援し、人材育成で組織を元気にしたいと考えています。
飯島 宗裕(イイジマ ムネヒロ) 一般社団法人日本研修コーディネーター協会 代表理事/人材育成コンサルタント・日本酒コンサルタント
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