「新しい生活様式」を実践し「行動変容」を考える
【ヒューマン・タッチ レター vol.46】
みなさん、こんにちは。森川です。
「新しい生活様式」が始まりました。
業務にもどっている方も多くあると思いますがマスクの着用は必須ですね。
諸外国でも、公共の場所ではルール化されてきていると聞きます。
マスクをすること自体には比較的慣れているとはいえ、
本格的に暑いシーズンでもマスクをすることは、
私含めて未経験の方がほとんどではないでしょうか。
アベノマスクは届きましたが、サイズの問題もあり、
今までは使い捨てのマスクを利用していました。
徐々に蒸し暑い日が多くなる中、
使い捨てマスクの中でかく汗を、不快に感じつつありました。
そこで、思い切って「布製マスク」、それも
アウトドアメーカーの作る通気性の良いものを購入し利用してみました。
前回の「行動変容」のコラムの話題でいえば、
「関心期」を経て「準備期」に至ったということですね。
私は「無関心期」からどうして「関心期」「準備期」に移行できたのか、
改めて考えてみました。
毎朝見る情報番組で、最近話題の品を紹介するコーナーがあるのですが、
夏に向けてひんやり涼しい、通気性の良い、なおかつ飛沫を防ぐ、
などのうたい文句のおしゃれなマスクが紹介されていました。
マスクに控えめにつけられたブランドのロゴが、存在感を示し、
純粋に「かっこいい」と思った記憶があります。
「関心」を覚えて、自分でもやってみようかな、と思った瞬間です。
購入まで至ったのは「かっこいいな」という感覚ですね。
結果「準備期」に入り、今日から着用しています。
着用してみて、呼吸のしやすさ、冷感の気持ちよさ、
これらの体験は、経験を維持する要因として働いています。
あとは洗濯してみて、利用感が変わらなければ、
「維持期」に移行できると考えられます。
「行動変容」の出来上がりですね!
自分の行動一つでも、分解してみるとなかなかに面白いものです。
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森川 隆司(モリカワ タカシ) 株式会社ヒューマン・タッチ 代表取締役 臨床心理士 公認心理師
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