無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

究極の人材育成を目指す~正常な危機意識を持ってもらう仕掛け

今回は、
「究極の人材育成」
について一緒に考えていきたいと思います。

 

┏━━━━━━━━━┓
■究極の人材育成とは
┗━━━━━━━━━┛

組織、会社の成長のためには
人の成長が欠かせません。

だからこそ、人の成長を通して
組織の成長を導いている、
経営者、人事担当者、マネジメント層が
目指すべきは、“究極の人材育成” であると
私は常々考えてます。


------------------------------------------------------------
【究極の人材育成とは】
言われなくても自分で育っていける
人材を育成すること
------------------------------------------------------------

VUCA時代、多様化時代の今、
周りの状況や求められることは、
日々目まぐるしく変化し続けています。

そのような環境下では、相手の課題や
身に付けるべきスキル・マインドを
人事や上司の立場の方がタイムリーに
こと細かく示していくことには
限界があるのは言うまでもありません。

この時に、私が有効な手段の一つとして
よく活用しているのが、

「経験談・事例を伝えることで
相手に気づきを与える」

という方法です。

具体的には、自分の見本となる姿や
自分自身の経験談、他の事例等を
伝え続けることによって、
相手に気づきを与え、自律的なマインドを
引き出していく関わりです。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■【事例】自律的な言動は周囲の心も動かす
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

私が大企業でSE部門の人材育成を
担当していた頃、特に若手社員に向けて
様々な気づきを得てもらうための
育成施策を行いました。

特に印象に残っているのは、
選抜された若手社員を、海外で開催される
カンファレンスに通訳なしで参加させ、
そこで得たこと
やそれを会社の事業に活かした
新規取り組みの提案を部門の幹部の前で発表する、
という海外視察施策です。

私は人材育成担当の管理職として同行し、
道中、若手社員にとって更なる視野の拡大と、
カンファレンスで得たことを
自社の事業や自身のキャリア開発と
どうつなげていくのか、ヒントになると
思われる事例・経験談をひたすら伝えました。

その結果、この施策に参加した若手社員は
帰国後全員が、

「自分はこのままではダメだ」

と、自分の課題を自身で見極め、
すぐに行動に移していました。

その姿に周囲の人も触発され、
主に同期の社員たちが

「自分も海外視察施策に選抜される
人材になる!」

と、切磋琢磨の意識の芽生えといった
良いサイクルも生まれたのです。

海外視察施策と事例紹介を通じて、
最終的にSE部門全体の意識の底上げに成功し、
自律的な生産性向上の取り組みや
利益アップへの強いコミットメントが醸成され
大きな成長・成果を手にできました。

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■正常な危機意識を持ってもらう2つの仕掛け
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

当時の私は、海外視察施策に参加した
若手社員や、その姿に触発された周囲の
社員たちが、引っ張られるように
成長を遂げる様子を目の当たりにして、
これこそ最も効果的な人材育成だと
確信しました。

何よりも、自分自身が

「このままではダメだ」
「変わらなくてはいけない」

といった危機感を持つことをはじめとして、
自分で自分の課題を見極め、自己成長に
つながる行動ができる人を育てることが、
人材育成に携わる人の使命だと考えています。

この時の取り組みポイントを
改めて2つにまとめてみました。

●自分のあり方や思いを経験談や事例により伝えていく
●社外の人たちのあり方、考え方に触れる機会を作る

ぜひ、自社の究極の人材育成につながるような
施策検討のヒントになれば幸いです。

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • キャリア開発
  • リーダーシップ
  • マネジメント

◆技術系企業D&I突破口となる次世代リーダー・女性管理職を育成

元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまでのべ5,000人以上の技術系企業のリーダー・管理職育成に携わる。専門は技術系企業に特化したD&I推進コンサルティング。

細木聡子(ホソキアキコ) 株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士

細木聡子
対応エリア 全国
所在地 千代田区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム