組織改革に挑むメンバーをバックアップ～メンターの存在

今回は、
「しなやか姿勢を醸成するメンターの存在」
について一緒に考えていきたいと思います。

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■メンターの存在の必要性
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変化が激しく先行き不透明なVUCAの時代（*1）、
どんな環境・条件の中でも自分の特性を強みとして発揮し、
道を切り拓いて行こうとする【しなやか姿勢（*2）】が
必要であると常々考えています。

特に組織の中でマイノリティーな存在である方には、
その姿勢を醸成し保つためにも、

メンターの存在は必要不可欠
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であると思っています。

（*1）VUCAとは、
Ｖ（Volatility：変動性）
Ｕ（Uncertainty：不確実性）
Ｃ（Complexity：複雑性）
Ａ（Ambiguity：曖昧性）
これら4つの単語の頭文字をとった造語で、
「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」
を意味します。

（*2）しなやか姿勢とは、
「どのような環境・条件の中でも
柔軟思考で、自らの特性を強みとして最大限発揮して
道を切り開いていこうとする姿勢のこと」と
当社にて定義しています。

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■組織改革に挑むメンバーをメンターがバックアップ
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組織内のマイノリティーとして活躍する方々は、
新たな視点や洞察をもたらす可能性があると
私は考えています。

そんなマイノリティーの方々が
今自分が置かれた環境をより良くするための
取り組みを行うことは、自分にとっても、
周りの全ての多様な人たちにとっても、
成果を最大限に引き出し、個人の成長を
実感できるような環境を築くことに繋がると思います。

一方で、新しい価値、新しいやり方を
自らの手で切り拓いていかないことには、
新たな環境を手に入れることはできません。

長い間変わらない、変われなかったところに
アプローチするということは、極めてハードな状況に
挑む精神力が求められることになります。

だからこそ、それを励まし、支え、応援する
“メンター”の存在なしには、どんなに強い精神力を
持っている人であったとしても、なかなか
乗り越えられないのではないかと思うのです。

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■【事例】いつでも話せる社外メンターが心の支え
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今年度も多くの技術系企業の
女性管理職・管理職候補者向けに
「しなやかリーダー塾」を導入していただきました。
https://jinjibu.jp/service/detl/13531/

本プロジェクトは6カ月～1年間の長期プロジェクト型で、
講師との個別面談が必ずセットになっているのが特徴の
1つとなっています。

プロジェクト期間に実施する全6回の研修終了後はもちろん、
現場での悩み相談や、自ら設定した課題解決に向けた
取り組みに関することなど、受講者からの相談は
後を絶ちません。

そして、プロジェクト終了後には、

「ずっと寄り添って応援してくれたから、やりきれた」
「事例が豊富で実践に移しやすかった」
「個別面談が唯一のメンタル面の支えだった」
「寂しい、これからも相談に乗って欲しい・・」

といった声を多く寄せていただきます。

講師の経験談や事例が心の支えになり、
やり辛さを感じている状況や環境を
自分の手で変えていこうというパワーをもらえる、
と受講者がおっしゃってくださった言葉は、
今も私の心に残っています。

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■折れない・ブレない、しなやか姿勢を醸成するために
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特に技術系企業は、女性管理職の先輩が少なく、
女性特有の悩み等も含めて気兼ねなく相談する相手が
社内にはあまりいない状況がまだまだ多く
見受けられるのが現状です。

それに加えて、社内の人にはしがらみ等から
心理的障壁があり、なかなか言いづらい悩みも
社外の人には本音を気兼ねなく話せる、
といったことも、社外メンターのメリットとして
受け取ってもらっているようにも感じています。

社内のメンター・社外のメンター、それぞれに
大きな価値があることは、すでに多くの方が
ご存知の通りです。

特に、自分と同じような立場を経験した方に
メンターとして継続的にサポートしてもらえることは
本当に心強いものではないでしょうか。

折れない・ブレない、しなやか姿勢を醸成し
保っていくためにも、ぜひ社内外のメンターからの
アドバイスを仰ぎながら、組織に新しい価値を
もたらしていただきたいと願っています。