しなやか姿勢の５原則 ５：人・仕事・未来の可能性を信じる

今回は、「しなやか姿勢の５原則」のうち、

●原則５：人・仕事・未来の可能性を信じる

について一緒に考えていきたいと思います。

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【しなやか姿勢とは】
どのような環境・条件の中でも
柔軟思考で、自らの特性を強みとして最大限発揮して
道を切り開いていこうとする姿勢のこと
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■自分がしなやかに働ける環境を、自らの手で作り出す
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しなやか姿勢の５原則のご紹介も
今回でいよいよ最後の原則となります。

「原則５：人・仕事・未来の可能性を信じる」は、
私のこれまでの経験から、最も大事だと
考えるものになります。

なぜなら、この原則５を確固たる軸として自分の中で
握ることは、

●自分がしなやかに働ける環境を、自らの手で作り出す

ということにつながると確信しているからです。

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『人』の可能性を信じる
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相手以上に相手の可能性を信じるということです。

もし、今目の前にいる方（部下やメンバーなど）が
今はまだスキルが足りなく、成果が限定的であったとしても
永久にその状態が続くことは、ほとんどありません。
将来的に成長し、成果を出す可能性は充分にあると考えて
その“可能性”を信頼する、ということがポイントです。

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『仕事』の可能性を信じる
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今携わっている仕事にやりがいを持つ、
または、やりがいを見出すということです。

もし、自分がリーダー的な立場であったとして、
そのチームの仕事に対してやりがいを持っていなければ、
一緒にやっているチームメンバーの方たちが
やりがいを持てるはずがありません。

会社の仕事には、必ず意義があると私は思います。
その意義を自ら見出し、今、自分が関わっている仕事の
可能性を信じるということは、非常に重要な姿勢であり、
周囲にも多大なる影響を与えるものだと考えています。

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『未来』の可能性を信じる
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自分自身も、相手も、そしてチームも
未来に向かってどんどん良くなっていくと
信じる、ということです。

ある企業の経営者が、新年度に向けて
思い切った目標を全社員の前で掲げたものの、
「無理かもしれない・・」という自分の不安な気持ちを
ついうっかり言葉にしてしまい、その年は
目標達成はおろか、離職者を多くだしてしまった
という話を伺ったことがあります。

特に、リーダー的立場にある方は、
自分の想像以上に、自分の言葉に影響力がある
ということを認識していただくと同時に、
可能性しかない未来を、ぜひ笑顔で
信じ抜いて欲しいと願っています。

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■「３つの可能性」への信頼を高める
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大企業に勤めていた26年間、そして創業して
現在に至るまで、多くの方と出会い、様々な
経験をさせていただいてきました。

それらの経験を振り返ってみても、
今回ご紹介したしなやか姿勢の

「原則５：人・仕事・未来の可能性を信じる」

を自分の中で意識し、確立できていた時には、
周囲との協力関係が確固たるものとなっていて、
常に自分のそばで応援団がいてくださっているような
そんな感覚を持っていました。

それが私自身にとって安心してチャレンジする
土壌となって、高パフォーマンス発揮をもたらし、
最終的なチーム成果創出にもつながっていったと
思っています。

特にリーダー的な立場にある方は、
ぜひ、ご自身の中で意識して「３つの可能性」への
信頼を高めていただき、そこから得られる
成果・成長を存分に堪能して、チームメンバーと
その喜びを分かち合い、更に良い未来へと
躍進し続けていただきたいと願っています。