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リモート環境下のコミュニケーションが難しい!

当社が提供している管理職育成研修は、企業様に出向いて
実施するいわゆる企業研修タイプと、様々な企業の管理職や
次期リーダーと一緒にマネジメントを学ぶ公開講座タイプに
大きく分けられます。

今回のメルマガでは、公開講座の卒業生限定コミュニティで話題になった
リモート環境下の難しいコミュニケーションをどうやって
乗り越えるかというポイントから、D&Iにつなげるための
視点について
ご紹介できればと思います。



┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
■部下が思うようなアウトプットを出してくれない!
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛


卒業生限定コミュニティでは、
月1回のオンライン相談会“なんでもZoom相談”と、
3ヶ月に1回の“継続実践セミナー”を実施しており、
卒業生の継続的なフォローアップの場として
いつでも無料で参加できる仕組みを提供しています。

先日開催された、なんでもZoom相談で話題として非常に盛り上がった内容が

“リモート環境下での意思疎通”

でした。
参加者の皆さんから、

「部下との意思疎通がうまくいきません。」
「丁寧に指示しているはずが、出てくるアウトプットがこちらの意図と大きくズレていることが多いです。」
「上司が言っていることが、その時によって変わるので混乱してしまいます。」


などの悩みが寄せられました。

これはリモート環境下に限らず、よくある現場のお悩みだと思います。

相手によって捉え方や見ている視点が違うため、
お互い同じ話をしているつもりが、蓋を開けたら
全く噛み合っていなかった、ということは
誰でも経験したことがあるのではないでしょうか。

殊、リモート環境下では、そういったすれ違いが
増長されている状況が多く見受けられるのも
最近の特徴であると言えるのかもしれません。




┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
■相手に伝わる2つのポイント
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛


その場に集まった卒業生一人一人から、
リモート環境下でのコミュニケーションの工夫や
具体的なアイディアを共有した後、私からは

●相手に伝わるポイント

についてご紹介しました。

----------------------------------
----------------------------------------
相手に伝わるポイント1:「伝える目的の明確化」
--------------------------------------------------------------------------


まず、相手に話をする際に「伝える目的」を
明示することが大切です。目的は大きく以下の4つが
挙げられるかと思います。

1)共有
自分の状況を相手に把握してもらう。
情報は「自分→相手」の一方通行が主。

2)判断・承認
意思決定に至る認知過程。
情報は「自分⇆相手」の双方向でやり取りする。

3)意見・アドバイス
適切な方針の提案を求める。
情報は「自分⇆相手」の双方向でやり取りする。

4)協力
目標達成のための協力関係を広げる。
情報は「自分→相手→別の相手・・」と伝播する。



なんでもZoom相談でも、伝える目的を明確化しなかったがために
よくある行き違いの例として挙げられたのが、

「男性上司に“相談させてください”と話しに行くと、
『で、あなたの結論は?』『意見は?』と言われてしまう。
こっちは色々ひっくるめて相談に乗って欲しいから話しているのに!」


という女性側の“あるある話”でした。

こういったお互いの捉え違いをなるべく無くすためにも
「相談したい」と伝える際に、その相談の目的・ゴールを
明確にしておくことが重要だと考えています。



--------------------------------------------------------------------------
相手に伝わるポイント2:「相手の視点・視座、思考特性を踏まえた伝え方」
--------------------------------------------------------------------------

相手に伝わるポイントの2つ目として紹介したのが、
話をする相手の【視点・視座・視野】がどこかを考えた上で、
相手との共通言語を持って話すことです。

共通言語がない場合は、“共通言語を作る”
ということも1つの手段だと考えています。

先ほどの「相談」という、一見共通言語と思われる
言葉においても、男性上司と女性部下の捉え方には
以下のような乖離がありました。


男性上司:
相手は複数の意見や案をすでに持っており、
どのように進めるか詰める段階の話である。

女性部下:
今の状況やその他諸々の悩みなど、
ざっくばらんな状態であることも含めて、
解決案も一緒に考えて欲しいと思っている。


さらに、立場が違えば、持っている情報量も違うため
お互いに見えている【視点・視座・視野】にも
大きな差があるのは当たり前
だと言えるかと思います。



これらのことから、リモート環境下のコミュニケーションでは、
相手に対して伝える内容の目的やゴールを明確にして、
相手の視点・視座・視野に合わせて、相手に何をしてもらいたいかを
十分考えて伝えることがより一層必要だと考えています。



┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
■価値観の違いを認め合い融合してD&Iへつなげる
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛


同じ空間で働いていれば、相手の空気感や
呟きなどが伝わってきて、なんとなく相手の言いたいことや
伝えたいことが分かる、といったことがあったかもしれません。

しかし、リモート環境下では呟きをあえて
発信することも少なく、相手が何を考えているか
感じ取ることが難しいのが実態です。

そして、この状況が今後も続くことを考えると、
今こそコミュニケーションの取り方について
しっかりと向き合い、意識して相手に伝えるということが
一人一人に求められているのではないでしょうか。

今回ご紹介したリモート環境下の難しい
コミュニケーションについても、実は、
リモート環境が広がるもっと以前から、
元々あった男女間の認識の差、捉え方や価値観の違いが
あぶり出されている結果とも言えるかと思います。


そうであるなら、この状況をむしろお互いをより深く
理解できるチャンスと捉え直し、組織風土改革として
取り組んでいただくことも良いかと考えています。

その取り組みが、組織のダイバーシティ&インクルージョンを
もたらすような働き方が実現する機会にもつながってくる
かと思いますので、経営者や人事担当者の方には、
ぜひこのリモート環境下を活かした取り組み施策を
様々な視点で検討していただけたらと願っています。



┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
■卒業生限定コミュニティを作った理由
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛

当社の公開講座は主に技術系企業の管理職や次世代リーダーが
マネジメントを学びたいと自ら手をあげて
参加してきている方がほとんどです。

管理職は常に様々な課題と向き合いながら
日々判断し、部下のサポート・育成に携わっているので
悩みがつきもの・・。

そんな時、ちょっとした悩みを打ち明けたり、
相談することでスッキリして
また元気に現場に戻っていけるような、
そんな場所を提供したい・・・その私の思いが

今の卒業生限定コミュニティという形となりました。

今月、10期を迎えた公開講座では、新たな卒業生が誕生すると同時に、
卒業生限定コミュニティに迎え入れることになっています。

卒業生が、いつでも安心して戻れる場所を
これからも大切な仲間と一緒に育てていきたいと思います。

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • キャリア開発
  • リーダーシップ
  • マネジメント

◆技術系企業D&I突破口となる次世代リーダー・女性管理職を育成

元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまでのべ5,000人以上の技術系企業のリーダー・管理職育成に携わる。専門は技術系企業に特化したD&I推進コンサルティング。

細木聡子(ホソキアキコ) 株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士

細木聡子
対応エリア 全国
所在地 千代田区

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