無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

女性社員研修を成功させるコツ

■女性活躍推進担当者が分かっておきたい3つのこと

企業において、女性活躍推進に取り組むのであれば、
人材育成担当者として少なくとも分かっておきたいことは、

1)現場の女性社員の本音と実態
2)経営トップの意図
3)女性社員に目指してほしい姿・目標

この3つに集約されるのではないかと考えています。
これらを把握していれば、課題に対する施策を考える段階へ進めるためです。

どういうことかと言うと、1)の現場の声を集めれば、組織風土や特性がおおよそ把握できます。
2)について、経営トップが女性活躍推進についてどのように捉えて、
どの方向に進みたいのか把握すると、だんだんと3)の目標が見えてくるため、

「実態」と「目標」の差=ギャップ

この“ギャップ”がすなわち「課題」として定義づけられるということだと考えています。

もし、

「女性活躍推進の担当になったものの、何から始めればいいのか分からない」

という人材育成担当者が周囲におられる際には、
担当者として知っておきたい3つのいずれかが
十分に把握できていない可能性が高いと考えられます。

 

■女性社員研修を成功させるコツ

女性活躍推進担当者として知っておきたい3つのことを
しっかりと把握した後には、課題(ギャップ)に対する
解決策(施策)を検討するフェーズに入ります。

その解決策の一つとしての女性限定の集合研修
について考えていきたいと思います。

会社ごとにステージがあるので、ギャップが一体どこに
あるかで研修内容は多岐に渡ります。

例えば・・

----------------------------------------------------------------------------------------------------
現状:女性社員の不安・不満が現場から上がっている
解決策:気持ちを吐き出す場の提供(ワールドカフェ)

現状:組織風土は男性社会で早く帰りづらい環境
解決策:男性が理解しやすい提案のコツ(スキル付与研修)

現状:時短でゆるく働ければいいと思っている傾向が強い
解決策:会社成長のキーパーソンは女性リーダー(意識醸成研修)
----------------------------------------------------------------------------------------------------

いかがでしょうか。

ピンとこない・・という場合は、現場の女性社員の本音や現状を
もう少し深く把握すると解決策の方向性が見えてくるかもしれません。

現場の実態把握の上で解決策の1つとなる施策を打ち立てた後には、
もう一度別の視点でその施策を考える必要があります。

それが、「経営者の視点」です。

経営者の意図を汲んでいるだろうか?
会社の状況を加味した施策だろうか?
会社全体にどのようなインパクトをもたらせるか?

当たり前のことではありますが、
会社側にメリットがなければ、どんなに素晴らしい
人材育成施策であったとしても、その提案を受け入れて
もらうことは難しいものです。

人材育成担当者であるなら、会社成長をもたらすような
「目指す姿」と「ゴール」を設定すること、
現場社員の実態を正確に把握し、課題をきっちり設定することは、責務ではないかと思うのです。

 

■実態把握の方法

現場の女性社員の本音をあぶり出したり、実態を把握する方法は様々です。

私は大手企業の人材育成担当時代には、
若手社員200名全員と面談を行い丁寧にヒアリングすることで
ひとりひとりの現状を把握しました。

今は、当社独自の実態調査ツールを活用して現場の状況を把握しながら
職場の雰囲気・風土をあぶり出しています。

もし何も思いつかない、というのであれば、
手始めに本音を吐き出すようなイベントを仕掛けて
現場の女性社員の反応を見るのも良いと思います。

そこでただアンケートを実施したり
声を拾ったりするだけではなく、

・興味関心が高いことは何か
・どんな視点で物事を考えているのか
・これからのキャリアをどう考えているか
・女性活躍推進についてどう思っているのか

こういった考えを引き出す場を設けることができれば、
どの層に対して、どのような順番で女性活躍推進の
施策を展開すればいいのか分かるようになってくると思います。

 

■当事者意識を施策に盛り込む

初めて女性活躍推進担当に任命され、

「自分で考えてやってくれ」

と言われて途方に暮れてしまう方も少なくありません。

特に女性が担当者として任命されたら、
全女性社員の未来が自分の手にかかっていると
大変なプレッシャーを感じて押しつぶされそうに
なってしまうかもしれません。

しかし、ピンチはチャンスでもあります。

女性が女性活躍推進担当者になれば、
少なくとも当事者の一人でもあるのです。

当事者意識を持って、自分だったらどうしたいだろう、
何があるといいだろうと考え抜いて、自分軸を持って
経営層へ提案をすれば必ず理解してくれるはずです。

自分が思うように発想できて、そのまま施策立案・実行
できる環境にいるのは、実はとてもラッキーなことだと
思いませんか?

私自身がそうだったように、必ず今後のキャリアを
築く上で大切な経験になるに違いありません。

 

■正解のない取り組み、それが人材育成

今回のコラムはいかがでしたでしょうか?

ちょっと偉そうに聞こえてしまったら
本当に申し訳ないと思いますが・・・

私は大企業の女性管理職として10年、
人材育成担当として3年、その後、ベンチャー人事役員や
現在関わらせていただいている人材育成コンサルタントとして
あらゆる可能性を見出しては試して、数え切れないほどの
失敗と挫折を経験して今があります。

私がうまくいっているように見えるとしたら、
それは失敗のまま終わらせることなく、
ただひたすら可能性を信じて取り組み続けたこと、
ただその1点かもしれません。

人材育成担当者として、多くの悩みを抱えながら
正解のない取り組みを思案するのは苦しいかもしれませんが
すぐ目の前にいる社員のために、そして会社の未来のために
諦めずに実行し続けて欲しいと切に願っています。

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • キャリア開発
  • リーダーシップ
  • マネジメント

◆技術系企業D&I突破口となる次世代リーダー・女性管理職を育成

元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまでのべ5,000人以上の技術系企業のリーダー・管理職育成に携わる。専門は技術系企業に特化したD&I推進コンサルティング。

細木聡子(ホソキアキコ) 株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士

細木聡子
対応エリア 全国
所在地 千代田区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム