男性が多い職場で女性社員がモチベーション維持するためには

ダイヤモンド・ビッグ社から出版されている
「Education Diamond 秋号」にて掲載された
私のインタビュー記事を読んでくださった方が
弊社を訪ねて来てくださいました。
その方の手には、先月出版した拙著が・・!
付箋がびっしり付いている本を見て驚き、
さらにリアルな読者の声を聞ける喜び、
その内容が現場で役立っているという手応え、
・・言葉では言い表せない感動の嵐が
私の中で巻き起こった時間でした。
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■モチベーション維持が難しい?
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今回のコラムで取り上げたいテーマは、
【仕事へのモチベーション維持】
についてです。
私は男性が多い職場で長く仕事をしてきましたが、
その環境に慣れるまでは、周囲とのコミュニケーションに
悩んだり、価値観の違いでモヤモヤする気持ちに苛まれて
仕事へのモチベーションが維持しづらいと思うことが
幾度となくありました。
現在分析中の女性活躍推進2.0実態調査を通しても
同じように悩んでいる女性たちが多いなと
感じているところです。
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モチベーションが下がる要因
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仕事に対してやる気がなくなる要因は人それぞれで
様々な理由が挙げられると思います。
・育児や介護などで思うように時間が確保できず仕事が捗らない
・時短だと単純作業ばかりで嫌になる
・上司・部下・同僚とのコミュニケーションがうまく取れない
・体調が悪くて仕事すること自体がしんどい・・・など
こういった状況に直面すると、仕事を前向きに進めていこうという
モチベーションがなくなってしまうのは当然かもしれません。
このようなことは、誰にでも起きうることだと思いますが
とはいえ仕事だからと自分を奮い立たせて、精神的にも
ギリギリの状態で仕事をしているという状況の方が
ほとんどではないでしょうか。
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■現状を打開する2つのポイント
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実際に私が男性が多い職場で思うように仕事ができず
悩んでいた際、実践していた現状打開のポイントは
2つあります。
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1)自分を認める
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「モチベーションが落ちてしまった自分はダメな人間だ」
と思わない、ということです。
モチベーションは常に高くあるべきとは思っていません。
うまく行かないこと、不測の事態などが起こったときには、
誰しもモチベーションがダウンするのは当たり前。
むしろ、前向きにチャレンジしているからこその
“壁”なのだ、と捉え直して、そんな前向きに行動している
自分自身を褒めて認めてあげるようにしています。
「モチベーションダウン=良い傾向」
と考えるよう意識していたら、今となってはそれが
自然と身についていた、という感じです。
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2)自分の視点を変える
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今起こっている困難なことは、見方を変えれば、
決して悪いことではない、ということが往々にしてあります。
そういう見方ができるために、自分の視点を変えるのは
非常に効果的な方法です。
今はまり込んで抜け出せない視点から抜け出す
もっとも簡単な方法は、
「他者の力を借りる」
ことだと私は思います。
何でも気軽に相談できる、メンターのような人がいれば
その方に相談し、アドバイスをもらうというのも良いでしょう。
尊敬するビジネスパーソンの書籍から
そのヒントを探すのも効果的な方法だと思います。
自分の好きな映画やドラマを観ることで
思いがけず気づきを得ることも多々あります。
ここでのポイントは、今の自分が囚われている思考から
少し離れる環境に身を置くということ。
客観的な視点から現状の自分が見えてくると、
少し気持ちが楽になったり、
自分を振り返る余裕がでてきたりするので、
そうなれば視点が徐々に変わってきているという
サインと受け止めてOKです。
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■マイノリティーな立場への理解を
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特に男性が多い職場での女性の皆さんは、
まだまだマイノリティーな存在です。
それゆえ仕事で苦労をすることも多々あり、
結果としてモチベーションが保てなくなることも
少なくありません。
男性が多い職場で、女性活躍推進を考えている、
人事担当者や管理職の方におかれましては、
ぜひ女性社員の皆様にモチベーション維持の方法を伝えたり、
メンターやネットワーク作りなどの環境を整える、
ということを検討いただきたいと思っています。
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■自戒を込めて・・・体調管理の大切さ
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私は少々心配性なところがあると自覚していますが、
特に体が疲れているとき、寝不足のとき、体調が悪いときなどは、
心配性に拍車がかかって、必要以上に不安に駆られて
しまうこともあります。
体調が悪いと、誰でもマイナス思考になりがちなので、
まずは、ゆっくりと休んで、体調を整えるということを
意識するのも大事です!(自戒を込めて・・)
これからの時期は夏の疲れも出やすいかと思いますので、
みなさまも体調管理にお気をつけてご自愛ください^^
- 経営戦略・経営管理
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◆技術系企業D&I突破口となる次世代リーダー・女性管理職を育成
元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまでのべ5,000人以上の技術系企業のリーダー・管理職育成に携わる。専門は技術系企業に特化したD&I推進コンサルティング。
細木聡子(ホソキアキコ) 株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士

対応エリア | 全国 |
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所在地 | 千代田区 |
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