研修で学んだことを100%業務に活かすには

社員に研修受講させて、その時は
“とてもためになった”
というアンケート結果となっても、次の日から業務に戻ってしまうと、
研修で学んだことが全く活かされないー。
学んだことを100%業務に活かせるような研修が企画できたらいいのに・・
これは、人事担当者の永遠の課題ではないかと思います。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■研修での学びを業務に活かすために
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
研修で学んだノウハウを業務に活かせるようにするには、
●上司の巻き込み
●個別サポート
この2点を実現することが必須です。
この2点についての詳細は、弊社セミナーの中でお伝えしていますので、
ここでは割愛させていただきますが、これを実現するための考え方のキホンは、
--------------------------------------------------------------
研修企画段階でいかに現場を巻き込むか
--------------------------------------------------------------
ということです。
研修を実施したとしても、現場の業務状況に即していないものであれば、
結局それは業務にはなかなか活かされず、(活かしたくても活かせない)
“宝の持ち腐れ”になり兼ねません。
現場のマネージャーやリーダー等、現場の業務や人材育成に携わる
人たちの意見を十分に取り入れた研修にすることができれば、
上記2点も自然とスムーズに実現でき、得られた知識を
100%業務に活かすことも全く夢ではありません。
┏━━━━━━━━━━┓
■100%win-winの調整法
┗━━━━━━━━━━┛
では、現場を巻き込むときに気をつけるポイントはどこでしょうか?
============================================
1)現場と人事が100%win-winになるように調整する
2)現場視点と全社視点のバランスをとる
============================================
1)100%win-winの調整法
研修というと、どうしても人事側からの目線のみで
企画してしまいがちですが、現場でのベネフィットも考えた上で、
現場と人事の両方にとって意味のあるものになるよう、
歩み寄りながら協調して企画・検討を行うという発想が必要です。
2)現場&全社の視点のバランス
現場の業務・人材育成のプロであるマネージャーと全社的な目線で
見ている人事の視点をバランス良く取り入れることで、
“木を見て森を見ず”“森を見て木を見ず”といったことに陥ることなく、
バランスのとれた最良の研修を実現することができます。
ぜひ、仕事でもプライベートでも100%win-winという意識を
持つことから始めてみていただければと思います。
このコラムを書いたプロフェッショナル
細木聡子(ホソキアキコ)
株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士
元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまで延べ7,700人以上の技術系企業の女性管理職育成に携わる。技術系企業のジェンダーギャップ解消を突破口としたダイバーシティ経営推進を支援。

細木聡子(ホソキアキコ)
株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士
元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまで延べ7,700人以上の技術系企業の女性管理職育成に携わる。技術系企業のジェンダーギャップ解消を突破口としたダイバーシティ経営推進を支援。
元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまで延べ7,700人以上の技術系企業の女性管理職育成に携わる。技術系企業のジェンダーギャップ解消を突破口としたダイバーシティ経営推進を支援。
得意分野 | 経営戦略・経営管理、モチベーション・組織活性化、キャリア開発、リーダーシップ、マネジメント |
---|---|
対応エリア | 全国 |
所在地 | 千代田区 |
このプロフェッショナルの関連情報

育成・研修 しなやかリーダー塾
経営視点と行動力を育む、実践型 女性管理職育成プログラム
- 参考になった0
- 共感できる0
- 実践したい0
- 考えさせられる0
- 理解しやすい0
無料会員登録
記事のオススメには『日本の人事部』への会員登録が必要です。