ハラスメントと上司の感情労働
パワハラ防止の理解は、法制化以降、確実に進み、上司が部下へ配慮をすることは当たり前の時代となりました。
また、我慢をしていた部下もパワハラ問題について声を上げる時代とななりました。
上司は以前より一層、部下への配慮が必要となり、上司は「感情労働」をしているともいえます。
「感情労働」はストレスがたまりやすいものと言われています。
配慮をしている上司たちへの対策も必要でしょう。
- 例えば部下から怒りや不満をぶつけられたときは、個人批判と受け取りすぎない。
部下の怒りや不満の対象はあくまでも業務上での自分または組織であって、自分個人ではないと理解しましょう。
- 部下は上司の感情を常に理解できているとは限りません。
そのため、上司として部下の話をより一層聴く、対話する必要があります。
- 上司自身の仕事の中で今、配慮が必要である分、ストレスがたまる可能性もあるため、上司自身がオンとオフを区別する、休息をしっかりととる、上司にもセルフケアが求められています。
”上司には実に多種多様な感情労働が含まれることを理解しておく、それに向けて自分が対処法を身に着けておく”ことも必要と考えます。
- 労務・賃金
- 安全衛生・メンタルヘルス
- マネジメント
- コミュニケーション
- 法務・品質管理・ISO
組織のハラスメント防止対策の専門コンサルタントとしてハラスメント防止プログラムや体制構築のサポート、相談事案への対応をサポートしています。
<ハラスメント対策コンサルタント・産業カウンセラー・GCDF-Japanキャリアカウンセラー>
93年立命館大学卒業。同大学のハラスメント相談員等の実務経験を経て08年ヒューマン・クオリティーを設立。現在多くの企業のサポートを行っています。
樋口 ユミ(ヒグチ ユミ) 株式会社ヒューマン・クオリティー 代表取締役
対応エリア | 全国 |
---|---|
所在地 | 港区 |