中小企業が勝つためにやりたい人材採用のコツ
弊社では、地域の中小企業を中心に求人や採用の支援に取り組んでいます。
常時1,000社以上、5,000件以上の求人案件のお手伝いをしており、地域の企業がより良い人材採用ができるよう求人の応募効果を高めることに注力しています。
しかし、残念ながらすべての求人案件に満足のいく応募を集めることができているわけではありません。
特に大手企業に比べてネームバリューで劣ってしまう中小企業の場合は、募集の条件や求人広告の露出を見直しても応募を集めるのに苦労することがよくあります。
求人募集を行ううえでは、求職者の「応募の決め手」になるものを理解して対策することが非常に重要であると言えます。
求職者が十中八九、行っていること
視点を変えて求職者の立場で考えてみたいと思います。
「仕事探し」に限りませんが、今はWebサイトだけではなく口コミやSNS、動画、アプリなど様々なツールから情報を取得できる世の中です。
例えば、新しい家電が欲しくて調べているときをイメージしてみましょう。
メーカーのホームページよりも、通販サイトの口コミや、動画サイトで使用した人の評判の方が頼りになるといったことはありませんか?
それは「実際に製品を使用している自分」が鮮明に想像できて買う・買わないの判断が容易になるからだと思います。
これは「仕事探し」においても同じことが言えます。
もちろん求職者は、求人サイトやハローワークで求人募集を探す方が多いでしょう。
ただ、そこで自分の条件にあった求人を見つけたとしても、応募をするまでにさらに情報を探すはずです。
「その会社のホームページ」
「ホームページの採用情報」
「SNSや口コミサイトの評判」
こういったあらゆる手段で会社の情報を探そうとします。
関心をもった求人の企業の情報を集めて「自分に合う会社かどうか」を想像し、応募する・しないの判断をするのです。
求職者の気持ちで自社の採用を見直す
では、中小企業の人事担当者が自社の求人に応募を呼び込むために対策すべきことは何になるのでしょうか?
「ホームページでしっかり会社や職場の情報を提供する」
「スマホでもしっかりホームページを見れるようにする」
「SNSなどでの情報発信をする」
「悪い口コミには誠実に対応する」
こういったことが重要になるといえます。
求職者の反響を得るために、求人票を見直したり求人広告に頼ったりすることは非常に大切なことです。
しかし、より良い人材から効率的に応募や採用の機会を得るためには、求人以外の自社の情報にも気を配ることが重要になるのです。
人事担当の方は求職者の気持ちで自社の情報を調べて、自社の採用ページやSNSなどで対策をしてみてください。
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