無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

シニア人材の活用について

人材紹介エージェントとして日々クライアント先で求人要項を聞いていると、良く耳にするのが「なるべく若い方がいい」や、「○○部長より年下の人がいい」と言ったことをよく耳にします。
確かに若年層の方がシニア層と比べて、長期的就業が「見込める」であったり、年収が「抑えられる」であったりと採用する企業側においては魅力的に感じます。
その一方、若年層に拘って採用に苦慮されている企業が多いのも事実です。
労働力の維持と拡大は企業にとって存続の命題であり、そのリソースとして外国人人材の雇用が促進されておりますが、ここではシニア人材の活用に注目したいと思います。

---

「高年齢者雇用安定法」が2013年に改正された結果、企業は定年を廃止するか、希望者に対する65歳までの雇用が義務化されました。
2019年の現在では定年を70歳と大きく引き上げる企業も増えてきている現状です。

その背景には少子高齢化による日本の労働人口の減少が大きな影を落としています。
2020年には人口の29.1%に達すると推定されている高齢化率ですが、2035年には33.4%と、日本人の3人に1人が65歳以上という予測がされています。

幸いにして前元号を争いなく乗り越えた日本は、医療の発達や健康寿命の延長で今や人生100年時代と言われております。
その中で3人に1人となるシニア層を活用する方が、外国人人材の雇用よりも企業にとって効果的なのではないでしょうか。

何故なら外国人人材を雇用する際には、
 1.日本語が話せる外国人を雇用する。
 2.外国人人材とのコミュニケーションを取るために通訳を雇用する
 3.自分たちが外国語に対応する
この3つのうち、いずれかが絶対条件になります。

1に関しては、どのような職種であろうと日本語が話せるだけでは不十分で、その先の人物像や、職能を考慮するのであれば、劇的に現状の採用難を改善する打開策とは成りえないでしょう。

2についてはまずコストが掛かります。昨年、とある1部上場の電子決済を取り扱企業では外国人エンジニア1人に対し1人通訳をあてるという事が話題になりました。
これは体力と規模のある会社でしかできないことではあります。

3については体制が整うまで時間を要することと、外国人人材を雇用するために外国語に対応した日本人の採用が必要になるなど、更なる採用難を巻き起こしかねません。

外国人採用は現在の労働力不足の打開策として、ひとつの策ではありますが上記の問題のように、受け入れ態勢の準備不足からたくさんの問題が生じています。

---

シニア層の雇用に関しても、体力の衰えからくる働き方の提供や、管理体制の構築等、問題がないわけではありません。
しかしながら、今後増加の一方を辿る日本のシニア層に対して、定年制そのものを見直し、長く働けるようして、ポジションを増やすことは言葉や文化の壁を越えた受け皿を作るより容易いことだと思います。

中途採用の市場において若年層の争奪戦は激化しているなか、企業の将来を考えれば、若い従業員を確保したい本心はわかりますが、そこばかりに目を向けていては、採用のためのリソースを消耗し続けていきます。
今、より身近になりつつあるシニア層の雇用に目を向けてみてはいかがでしょうか。

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • 人材採用
  • 人事考課・目標管理
  • ロジカルシンキング・課題解決

私たちは成果創出に寄与する活性化施策を提供することを通して、躍動感溢れる未来を創造していきます。

株式会社アクティブ アンド カンパニー 代表取締役社長 兼 CEO
株式会社日本アウトソーシングセンター 代表取締役社長

大野順也(オオノジュンヤ) 株式会社アクティブアンドカンパニー 代表取締役社長 兼 CEO

大野順也
対応エリア 全国
所在地 千代田区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

多様性にチャレンジ意欲を醸成し、イノベーティブなチームになる

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「多様性に“チャレンジ”意欲を醸成し、 イノベーティブなチームになる」 について一緒に考えていきたいと思います...

2024/11/20 ID:CA-0005727 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン