仕事の悩みの解決に重要 まず「自分のやり方」を見つめよう
よく、「いつも自分は仕事でどうせこんなんじゃだめだ、と思いモチベーションが下がってしまう」
というように、仕事の悩みで相談に来る人がいます。
今回は、そんな仕事の問題を解決するために役立つ手法をお知らせしましょう。
1.悩みの渦の中から抜け出て自分を客観視しよう
まずお勧めしたいのは、その悩みの中にいつまでも入っているのではなく、自分自身を映像で見るように客観的な立場に来ることです。
例えば「仕事でどうせこんなふうにやっていてもだめだとモチベーションが下がってしまう」
ことを考えたときに、あなたはどんな映像が浮かびますか?
自分がその映像には映っておらず、自分自身が体験しているように感じる人は、
とりあえずその映像から出て、自分を映画で見るように、客観視してみてください。
少し嫌な気持ちやイライラが落ち着いてくるはずです。
2.「自分のいつものやり方」を分析しよう
次にお勧めなのは、バクっと「仕事でいつもこんなふうにやっていてもだめだ」ではなく、
どんなふうにやっているとどう感じて動こうとしなくなるのか、分析してみることです。
上手く行かない状況を思い出し、普段どんなふうに自分が行っているのか、細かく書いていってみましょう。
・仕事で特に「こんなふうにやっていてもだめだ」と感じるのは考えて提案書を作る仕事
・PCの前で考えてもなかなかいい案が出てこず30分たつと他の仕事がやりたくなる
・そのうちに他の人から話しかけられ、その内容を先に行う
・考えなくても作業でできることを次に行ってしまう
・気づくと時間が押して、提案書にとりかかる気持ちがどんどん先延ばしになる
・「また自分はすぐにできないんだ」と気持ちが下がる
などと、どんなふうに上手く行かないのか、詳しく整理してみるのです。
3.いつものパターンを変えられる部分がないか探してみよう
そして、問題を解決するために、あなたの普段のパターンを変えていくようにしてみましょう。
「どうせ自分には変えられない」が先に来る人は、こんなふうに問いかけてみてください。
「じゃあそのまま、また同じように、だめだ、と嫌な気持ちになる自分でいたい?」
変えようと決めるのは自分で、変えようと思えば変えていけます。
例えば、PCの前で考えていい案が出ない、のなら、気分を変えて休憩室で手書きで書いてみては?
30分で違う仕事がしたくなるなら、30分ごとに区切って30分違う作業をしたら次は提案書に戻る、
と最初から計画するのはどうでしょうか?
細かく分析すると、変えられる部分がきっと見えてくるはずです。
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複数の業界の経験、多くの企業での講師や1on1の経験をへて、どんな人もマインド・セットをし、「変化できる可能性がある」と考えています。自分に自信がない人たちに学んで気づきを得ていただき、イキイキと働けるようになることを願っています。
渡部幸(ワタベミユキ) ガイアモーレ株式会社提携講師 合同会社アクトクリア 代表取締役
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