自己肯定感が低いから脱出 自分をもっと好きになる方法
仕事で悩んでいる、という相談を受ける際、よく聞くのが「自分のいいところが見つからない」「自己肯定感が低い」という言葉です。
そこで今回は、自分をもっと認めて、好きになるにはどうしたらよいか、という方法についてご紹介をしたいと思います。
■「反対の言葉」にしてみる
まず1つめの方法は、自分のいやだなと思う所や、欠点だと思う所でもよいので、自分ってどんな人なのかを言葉に出してみることです。
なるべくたくさん書いてみるようにしましょう。
そして、それを「反対の言葉」にしてみるのです。
例えば、
・計画性がなくて、すぐ挫折してしまう
という言葉が出てきたとしたら、「そうも言えるけれど、それを違う側から見てみたらどうなるかな?」とやってみるのです。
「計画性がない」ということは「すぐ行動する」とも言えるのではないでしょうか?
また、「すぐ挫折する」ということは別角度から見たら「決断が速い」とも言えるかもしれません。
この世の中のことは、大抵客観的な事実ではなく、あなたがどう認識するか、
によって違ってくるものです。
ある面から見たらマイナスに思えても、別な面から見たら違ってくることが多いのです。
■自分はこんな人、と思ったことを認める
次の方法は「そのままの自分を認める」というやり方です。
例えば
・自分は人と付き合うのが苦手な人だ
と思った場合「そんなんじゃだめだ」とか「こんなだめな自分はいやだ」とか思わずに、
まずそんな自分に「そうだね。自分はそんなところがあるね。」と声をかけてみる方法です。
否定するのではなく、そんな自分もいるんだ、と認めてあげましょう。
自分はそんなふうに自分のことを客観的に見つめることができる人なのだ、
ということをもっと認めてもよいはずです。
そして、自分に聞いてみてください。
「自分は人と付き合うのが苦手だ」ということをわかっていることで、
得られているものって何? と。
もしかしたら、だから一生懸命相手に好感を持ってもらおうと
努力ができているのかもしれないし、
それがわかっているから、あまり人と接しない仕事を選ぶことができたのかもしれない。
何か得ているものもあると思うのです。まずは「これも自分なんだな」とぜひ認めてみるとよいでしょう。
もちろん、そんな自分を変えていきたい、と思えば変化することができます。
変化するのもしないのも、決めるのは自分。
しかし、「しなければならない」と自分を否定する必要はないのです。
大切なのは、自分の物の見方、考え方だけが唯一の方法ではない、ということを
理解することです。
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複数の業界の経験、多くの企業での講師や1on1の経験をへて、どんな人もマインド・セットをし、「変化できる可能性がある」と考えています。自分に自信がない人たちに学んで気づきを得ていただき、イキイキと働けるようになることを願っています。
渡部幸(ワタベミユキ) ガイアモーレ株式会社提携講師 合同会社アクトクリア 代表取締役
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