人事が取り組むべき5つのSDGs
いま注目のSDGs。企業価値向上や人材の採用・定着に繋がるというニュースを見るたびに、「うちもそろそろ考えないと…」「何から着手すればいいのだろう…」など、焦りやお悩みを感じる方も多いのではないでしょうか。
このコラムでは、「人事として取り組むべきSDGs5つの項目」を解説します。
SDGsとは
Sustainable Development Goals(=持続可能な開発目標)の略で、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
SDGsに取り組む企業メリット
SDGsに取り組むと企業にどういうメリットがあるのでしょうか。実践しようか迷っている方は一緒に考えてみてください。
- 企業価値の向上
SDGsに取り組む企業に対する、株主や顧客、取引先からの評価が高まっています。 実際に、SDGsに積極的に取り組む企業ほど時価総額や営業利益率が高いといった 調査結果もあります。
- 人材採用につながる
特に、Z世代と呼ばれる若手世代は社会貢献への関心が高く、SDGsへの取り組みが 企業選びの軸になることもあります。実際に、65.2%の就活生が「社会貢献度の高さが 志望度に影響した」と回答しています。
- 社員の定着率向上
自分の仕事が社会貢献していると感じることで、会社や仕事に対する満足度が高まり、 働きがいが向上します。結果的に、社員の定着率が向上したという事例もあります。
人事が取り組むべき5つのSDGs
17項目あるうち、人事に関連のある項目をまとめました。今できていることや、これから取り組みたいことの整理にご活用ください。
- すべての人に健康と福祉を
- あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活を確保し、福祉を促進する -あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活を確保し、福祉を促進する-
- 健康経営への取り組み
- 健康診断の拡充
- 時間外労働の短縮
- 質の高い教育をみんなに
- すべての人に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する -
- 研修体系の整理
- eラーニングの導入
- 個別最適な研修
- ジェンダー平等を実現しよう
-ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る-
- 産休・育休制度
- 女性管理職の登用
- LGBTへの配慮
- 働きがいも経済成長も
- すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用および ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する -
- キャリア開発の強化
- 適材適所への配置
- ジョブ型雇用
- 人や国の不平等をなくそう
- 国内および国家間の格差を是正する-
- 障がい者雇用
- グローバル採用
- 評価制度の見直し
SDGs推進にタレントマネジメントシステム
上記であげた様々な施策。働く人の価値観や働き方が多様化する現代では、難易度が難しいものもあります。タレントマネジメントシステムを用いて、人や組織の状態を正しく把握することが、人事からSDGsを推進することに一役買うかもしれません。
- 人事考課・目標管理
- キャリア開発
- マネジメント
- 情報システム・IT関連
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エン・ジャパンのコンサルタントが経営人事の戦略パートナーに
タレントマネジメントサービス「Talent Viewer」は、一部上場企業であり、
多方面の人材ソリューションを提供しているエン・ジャパン株式会社が運営する、
総合的な人材コンサルティングのプラットフォームです。
Talent Viewer事務局(タレントビュウアアジムキョク) エン・ジャパン株式会社
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