そもそも「理念」って何？　〜 個人の理念と組織の理念。その違いと重要性とは？

「理念」とは英語ではPhilosophyと訳され、物事において「このようにあるべき」という、根本となる考えを意味するものです。 「根本的なもの、価値観」のような意味で使われ、「会社組織は何のために存在するのか」「事業経営をどんな目的で行うのか」「組織の存在意義や使命とは」といった、普遍的かつ基本的な価値観を表しています。

この「理念」はそのまま、企業のパーパスやMVV（ミッション・ビジョン・バリュー）になるケースもある、大切なもの。

企業にとって理念を持つことは、ブレない軸をつくることにもなり、経営、採用、評価、メンバーの行動指針など、すべてをクリアにしてくれる不可欠なこととなります。
しかし、企業側が理念をつくり、定めるだけではまだまだ不十分。

理念を受け取り、行動や考えを実行するのはメンバーひとりひとり、つまりは「個人」です。
この「個人」もしっかりと理念を持ち、さらにはその個人理念が企業理念と合致してはじめて、個人にとっても企業にとっても理想の状況が生み出されます。

「理念はなぜ必要なの？」「企業と個人、２つの理念とは？」など、まだまだ分かりづらいことも多いこの「理念」について深掘りしていきましょう。