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解決策

ワークライフバランスを推進する

解決ポイント

ワークライフバランスとは「老若男女すべての人にとって、仕事と仕事以外の諸活動のバランスが取れた状態にあること」を指します。
ワークライフバランスを意識した取り組みとして、「業務の進め方を見直す」「時間制約の中でメリハリのある働き方に努める」「育児・介護を必要とする人が継続して働き続けることができるよう、制度・風土を整える」などが挙げられます。

ワークライフバランス推進のポイント

ワークライフバランスを推進していく上で、ポイントとなる事項を紹介します。

現場「管理職」の持つ役割の重要性
・ワークライフバランスを経営全体の課題として、積極的に推進体制の整備を行う必要がある
・ワークライフバランスを実現するうえで、現場の管理職が果たす役割は非常に大きい
・管理職自ら率先してワークライフバランスを推進していく姿勢と行動を示す必要がある
「労働時間削減」への取り組み
・無駄な仕事の排除・付帯業務の削減
・36協定などルールの徹底・遵守
・管理職に対する時間管理意識の啓発
・管理職の評価基準の変更(例:残業の多い部署の管理職は評価を低くする)
・柔軟な労働時間制度の導入
多様性を活かす「ダイバーシティ・マネジメント」
・多様化する顧客ニーズに対応していくためには、多様な価値観を持った人々の発想を活かすことのできる組織が不可欠
・既存の価値観だけではなく、多様な視点が加わることによって、長期的に企業競争力を支える組織力が向上していく
・多様性を尊重する職場環境を促進し、チームワークを高めることでプラス効果を作り出していく
長期的視点からの「キャリア支援」
・ワークライフバランス関連制度・施策の理解と利用推進を深める啓蒙(教育)を行う
・制度・施策の詳細、利用方法、運営方法などについて、管理職・従業員に周知徹底する
・現時点で不足している制度・施策を整備する
・「キャリア研修」を節目に実施し、若年時からのキャリア意識を醸成する
・長時間労働の健康への影響などの意識づけを、定期的に実施する

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