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1月対応
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採用・退職対応
毎月の人事業務の中における、採用・退職関連の業務には以下のものがある。
(1)中途採用業務
中途採用は、新卒採用予定者を除き、自社が必要とする人材を必要とする時期に、主に即戦力として採用するもの。特に人手不足の昨今にあって、中途採用を通年で行う企業も少なくない。まず求人方法は、職種と費用対効果を考え、最も適切と思われるものを選ぶことがポイント。さらに最近は即戦力重視の考えから、リファラル採用(社員からの紹介・推薦)を行うケースも増えている。そして、「応募受付」→「書類選考」→「面接」→「最終選考」→「入社」という採用プロセスを経て、オリエンテーション教育が行われる。中途採用の場合、新卒と違い社会人の経験がある。そのため、実践教育が早く始められ、職場へ配置される。また、優秀な人材を採用することを考えると、賃金に関しては一律ではなく、試用期間を活用して適切な賃金を決めるのが望ましいだろう。
中途採用の準備と進め方についての解説
(2)退職手続き業務
退職業務においては、退職の手続きを円滑に進めていくことが求められる。一般的に、退職の業務の手順は、以下のような流れとなる。
・準備:後々にトラブルとならないよう、まずは退職理由を明確に把握しておくことである。そして、退職手続きを始める前に、「退職に関する確認事項」を用意し、本人と面接しておくと、以降の退職手続き業務が円滑に進む。
・社会保険関係:退職に伴う法定の手続きを行う。
・所得税:給与、退職金を計算し、源泉徴収する。
・住民税:特別徴収の手続きと、市町村への移動届の提出を行う。
・控除と納付:控除すべき税金と社会保険料その他を計算して、その月の給料から退職金から控除し、税金と社会保険料を納付する。
・退職金の支払い
・精算:未払い金など、控除分から精算する。
・台帳類の記入:退職理由を付した退職記録を記入する。
厚生労働省による従業員が離職する際に必要な措置の解説
1月中の主な業務
- 教育
- 教育訓練施策の実施準備
- 福利厚生
- 福利厚生施策の見直し
1月のその他の業務
- 1月4日(火)
- 健康保険料・厚生年金保険料の納付 [提出先:年金事務所]