カブシキカイシャワウワウコミュニケーションズ
育成・研修 【研修】ウェルビーイング経営とACTの実践
自分自身の心とうまく付き合う「心理的柔軟性」を向上。
最新の認知行動療法理論に基づいた実践型研修です。
このサービスのポイント
- ウェルビーイング経営を推進
- 研修を通じて、従業員の意欲の向上や抑うつレベルの低下が期待できます。人的資本経営で注目を集める「ウェルビーイング経営」を推進する画期的なサービスです。
- 「心理的柔軟性」に フォーカス
- 大切にしたい自分の考えに意識を向け、ポジティブ行動が増える心のしなやかさである「心理的柔軟性」を養います。
- 専門的な知見による 研修開発
- 研修プログラムは、最新の心理療法「ACT」を背景に、学術的な知見を持つ株式会社スタートラインとの共同で開発。実証研究でその効果も明らかになっています。
サービスDATA
対象企業規模 | すべての企業規模 |
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対応エリア | 全国 |
費用 | ライトプランは45万円(~20名)、ベーシックプラン90万円(~20名)から。詳細は別途お問い合わせください。 |
導入社数 | 導入社数非公開 |
対象階層 | 全階層 |
対象職種 | 全職種 |
テーマ | 意識改革・モチベーション向上コミュニケーション |
サービス形態 | 貴社での集合研修 |
期間・回数・時間 | ■ライトプラン:1日×3時間 ■スタンダードプラン:1日×3時間 |
対象人数 | 講師1名あたりの1回の最大人数は上限20名 |
サービス詳細
「ウェルビーイング経営とACTの実践」研修 とは
「ウェルビーイング経営とACTの実践」研修は、株式会社WOWOWコミュニケーションズと、株式会社スタートラインとの共同で開発された、従業員の「心理的柔軟性」の向上を目的とした研修です。
「メンタルヘルスケア」「社員の働き甲斐」に必要不可欠である「心理的柔軟性」を高め、ストレスの要因となる自身の「思考や感情」との付き合い方を理論と実践を通じて学習。これにより、自分にとって望ましい行動ができる心理状態を維持し、職場でのパフォーマンス向上を目指すものです。
研修開発にあたっては、最新の認知行動療法「ACT」の理論を活用。労働環境の改善や従業員の幸福度向上により、企業の生産性や持続可能な成長を目指す「ウェルビーイング経営」をダイレクトに推し進める研修として、2024年に提供を始めた画期的なサービスです。
開発背景_当社のウェルビーイング向上を契機に誕生
経済産業省から発表された「人材版伊藤レポート」や人的資本情報開示義務などによって、従業員のスキルや経験、健康状態を資産と捉え、それを効果的に活かす「人的資本経営」の考えが国内に急速に浸透しています。その一環で注目を集めるようになったのが、「ウェルビーイング経営」。従業員エンゲージメントの向上や組織活性化といった社会的要素に着目し、「働きがい」をもっていきいきと働ける職場の実現を目指す経営手法です。
一方、当社は、コールセンター運営を中心としたカスタマーサポートを主力事業していることもあり、近年はカスタマーハラスメントが社会問題化するなど、従業員の離職やエンゲージメントの低下のリスクが高まりつつある状況でした。その課題解決に向けて積極的に取り組んできたのが、従業員の働きがいや幸福度を高める「ウェルビーイング」関連施策でした。具体的には、組織サーベイの実施や、これに基づく全社および部署ごとで対策です。その過程で実感したのが、個人レベルへのアプローチの重要性でした。こうした背景もあり、従業員のモチベーションを高めることを目的に開発されたのが、当研修プログラムです。
2つのキーワード:「心理的柔軟性」と「ACT」
■心理的柔軟性
本当に大切にしたい自分の考えに意識を向け、それを邪魔するよう勝手に湧き上がる感情に囚われず、いきいきとした生活を送るための行動が増える心のしなやかさのことです、心理的柔軟性が高まることにより、「今、この瞬間」に自分が本当に大切にしたい価値に集中し、効果的な行動をとれるようになることから、個人のウェルビーイングとともに、最終的には生産性向上に寄与できるとして期待されています。
人は未知やトラブルに遭遇すると、種々雑多なことが頭に浮かびます。起こってもいないことを想像して身動きが取れなくなり、仕事のパフォーマンスが下がることもあるでしょう。そんなとき、状況をしっかりと把握しながら、「自分が本当に大切にすべきこと」「変えられないもの」を見分ければ、硬直状態に陥らず柔軟に対応することができます。
心理的柔軟性と似た言葉に「心理的安全性」があります。心理的安全性はチームに宿る概念で、心理的柔軟性の高いメンバーが集まることで、チームの心理的安全性が高まると言われています。メンバーの中でも、リーダーの心理的柔軟性は特に強くチームに影響します。
勘違いされがちですが、心理的柔軟性は持って生まれたパーソナリティではありません。誰もが習得できるスキルのため、鍛えることが可能です。
■ACT(Acceptance and Commitment Therapy)
ACT(アクト)とは、アメリカで生まれた比較的新しい心理療法。自身の思考や感情へ気付き、観察し、自身にとって望ましい行動を選択できるようになるトレーニングです。
第三世代の認知行動療法として、うつ、不安神経症、慢性疼痛、依存症など、さまざまな症状に効果を発揮。精神疾患を抱えた人のみならず、健康な人が抱える日々の悩みや不安などにも役立つと言われ、産業領域やスポーツ業界など様々な領域での効果が確認されています。
ACTの考え方を取り入れることで不安や怒り、ストレスに対処できるようになり、仕事のパフォーマンス向上のみならずQOLやウェルビーイングの向上につながります。
プログラムの概要
【概要】
プログラムではACTの全体像に触れたのち、「思考や感情」に飲み込まれないように、「思考や感情」の付き合い方のトレーニング方法をお伝えします。具体的には、以下の4ステップによって心理的柔軟性を向上させます。
■ステップ1:自身のネガティブな思考・感情に気が付く
マインドフルネス(今に注意を向ける、今の自分の状態に気づく)
■ステップ2:その思考・感情に距離を置く
自分の気持ちや考えを俯瞰してみる。ネガティブな感情はなくならないが振り回されないようにする
■ステップ3:価値の設定
自分の望む方向性・大切にしたい価値を設定する
■ステップ4:その上で、自身が望む行動を選択する
自分の望む方向性・大切にしたい振る舞い(価値)にそって、意識的に行動を選ぶ
【プラン】
本研修は、ライトプラン、スタンダードプランの2種類からお選びいただけます。
■ライトプラン(研修回数:1日×3H)
ACTの概念及びトレーニング方法を一通り学べるライトプラン
■スタンダードプラン(研修回数:3日×3H)
ACTの概念及びトレーニング方法を学び、より行動変容につなげる
【期待できる効果】
研修を通じて、従業員の心理的柔軟性を向上させ、組織全体のパフォーマンス向上が期待されます。
実証実験を行ったところ、「上司との関係」「業務量と時間的負担」だけでなく、スコア改善しづらい個人指標である「やりがい」「フィジカルヘルス」「メンタルヘルス」の向上も見られました。
サービスの詳細について
実証研究の結果やプログラムの詳細などをまとめた資料「いきいきと働くための心理的柔軟性_ウェルビーイング経営とACTの実践」を無料でダウンロードできます。以下よりお問い合わせください。
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