研修を成功に導く「3つのポイント」とは?

皆さんは、
企業研修を実施したとき、こんなことを感じることはありませんか。
・参加者の反応がいまひとつ・・・
・積極的に参加してくれない・・・
・どうもやる気が感じられない・・・
これでは、せっかくの研修も、効果は期待できませんよね。
ではなぜ、こうしたことが起こるのでしょうか?
皆さん、そもそも、これを忘れていませんか?
「参加者のほとんどが、事前に動機づけされてない」ってことを。
じつは、企業研修では、最初から積極的に学ぼうとする人は、
ごくわずかです。
なぜなら・・・・
「このクソ忙しいのに、なんで研修なの?」
「どうせ、現場とかけ離れた、役に立たない内容に違いない・・・・」
「もう、お勉強は要らないよ・・・」
これが本音ではないでしょうか。
これでは、せっかくの研修も、無駄になってしまいますよね。
じゃあ、どうすればいいのでしょうか?
せっかく、時間とコストを投資するなら、参加者の皆さんに意欲的に参加してもらって、
効果をあげたいですよね。
実は、企業研修を成功させるには、ポイントが、3つあるんです!
この3つのポイントを実践するだけで、
動機づけされていない参加者に、やる気スイッチが入ります!
1つ目は、「楽しいアイスブレイク」です!
楽しいと、
「今日の研修は、いつもの座学とは違うな!」
「なんか、今日は楽しそうだな!」
「今日は、前向きに参加してみようかな」
こんなふうに、参加者の意識が切り替わって、自然に「期待感」が芽生えるんですね!
たった10分でもいいので、皆でアイスブレイクを楽しむことがポイントです!
2つ目は、「場づくり」です!
これ、めっちゃくちゃ大事ですよ!
参加者の多くは、仕事やタスクをいっぱい抱えてますから、
心の状態が悪くなっています。
しかも、あまり面識のない方や初対面ということになると、ちょっと緊張しますよね。
すると、心に壁が出来るので、会場の空気が重くなってしまいます。
これでは、活発な研修は期待できませんよね。
なので、お互いが心を開き合える環境をつくることがとっても大事です!
心理的安全性ですね。
そのためには、研修を開始してすぐに、「つながる」体験をするのがポイントです!
アイスブレイクはもちろん、一緒に「つながり」を体験することで、
心理的安全性が、徐々に醸成されていきます。
すると、お互いの心が開いて、意見交換が活発になっていくんですね。
3つ目は「気づき」です!
残念ながら、座学では、深い気づきは生まれません。
普段とは違う「体験」をしてもらうことで、
本人にとって本当に必要な「気づき」が生まれます。
人間は、他人から指示命令されたことって、
心理的に抵抗して、やる気が起きませんけど、
自分で気づいたことって、自分のものだからやりたくなるんですよね。
これがポイントです!
- 体験が楽しいと、積極的になる!
- 積極的になるから、良質な気づきが得られやすい!
- 気づいたことは、現場ですぐにやりたくなる!
- 意欲的にやるから、良い結果が出やすい!
- 良い結果が出ると、小さな成功体験になる!
こんなグッドサイクルが回り始めると良いですよね。
そのためには、どんな「体験」を提供できるかがカギになります。
なので、研修を企画(選択)される際には、
・コンテンツが座学に偏っていないか
・コンテンツに、どんな体験型のワークが組まれているか
・講師が一方的にティーチングするのではなく、参加者が良質な気づきが得られるような構成になっているかどうか
このあたりを判断材料にして頂けると、
参加者の皆さんにとって、本当に価値のある研修が実施できると思います。
是非、参考になさってみて下さい。
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講師歴20年の知見から生まれた「体験型ワーク」で、短時間で職場の心理的安全性をつくる「場づくり」の専門家です。
「場づくり」をベースにすることで、職場の空気を変え、「意欲溢れる自律人財の育成」と「生産性の高い職場」の実現を強力に支援します!
【著書】10分のアイスブレイクが心理的安全性を高める「人材育成と生産性向上に効く!体験型ワーク33」
木之上拓浩(キノウエタクヒロ) 株式会社リソースフルデザイン 代表取締役

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