リーダーにとっての「環境づくり」
こんにちは。石田淳です。
「職場の『環境づくり』は、リーダー、マネジャーの重要な仕事である」
これは行動科学マネジメントを実践する方々に向けて、私たちがよく口にすることです。
「環境づくり」
「環境を整える」
中にはそれを「会社の福利厚生を充実させる」ことだとか、
「便宜をはかって『働きやすい』職場にすること」、あるいは
「チームの雰囲気を良くして楽しい職場にすること」と解釈する人もいるでしょう。
もちろんそうしたことが必要な職場もあるでしょうが、
行動科学マネジメントで言う「環境づくり」とは
ずばり「行動を起こしやすくする」環境をつくることです。
この行動、どんな行動かと言えば、もうおわかりでしょう。
「成果に結びつくピンポイント行動」です。
たとえば、行動科学に基づいた安全マネジメント
「BBS(Behavior Based Safety)」も、
その目指すところは「誰もが『安全行動』をとる職場」です。
何がピンポイント行動なのかを導き出し、
その行動を起こしやすくするための仕組みを取り入れる。
さらにはその行動が習慣となり、定着するための仕組みを取り入れる。
これが行動科学マネジメントの「環境づくり」であり、
リーダー、マネジャーの大切な仕事なのです。
「ブラック企業/ホワイト企業」
「働きにくい/働きやすい」
「殺伐としている/和気藹々としている」
そうした視点ではなく、「成果に結びつく行動を誰もが起こせているか」
という視点を取り入れてみてはいかがでしょう。
マネジメントの最大の目的は「成果を挙げてもらうこと」であり、
その成果をつくるのは一人ひとりの「行動」にほかならないのです。
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米国ビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を、日本人に適したものに独自手法でアレンジ。「行動科学マネジメント」を日本で初めて確立。
「教える技術・続ける技術」でおなじみ、行動科学マネジメント日本第一人者。精神論を一切用いない行動分析学を応用したマネジメントモデルが、各界から圧倒的支持を受ける。人材育成で苦境に陥った数多くの企業を再生、過去研修企業は1,000社を超える。
石田 淳(イシダジュン) 株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 港区 |
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