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信頼関係構築のための習慣

こんにちは。石田淳です。

これまで数回にわたり、新たにチームリーダーの立場になった人に向けて
職場コミュニケーションの基本である「声かけ」についてお話ししてきました。

何でも相談していい環境(職場)をつくるためには、普段からの声かけが大切。
このことは既にお分かりいただけているかと思います。
では、具体的にはどんな「声」をかければいいのでしょうか?

難しく考える必要はありません。
「今日はどんな予定?」
「○○の進捗はどう?」
「○○で困ったことなどはない?」
など、簡単な行動確認でいいのです。

まず把握するべきは、メンバーの行動。
相手の価値観を知ることも、相手から信頼を得ることも、
こうした行動確認という声かけの果てに、自然と成し遂げられるもの
です。

「何をする?」
「何をしている?」
かけるべき声の内容は、これでOKです。

とはいえ、これだけ簡単なことでもちょっとした「ハードル」と
感じてしまうマネジャーもいます。

「相手にウザく思われるんじゃないか?」
「わざわざ聞くまでのことでもないだろう」
「そもそも報告、連絡、相談は部下からしてくるもののはず」
そんなふうに考えてしまうのですね。

これも、人間の「認知のゆがみ」のせいかもしれません。
目指すのは、相手との接触回数の増加です。

「声をかける」→「答える」という習慣を根付かせることが
すなわち職場環境づくりなわけです。

「何を聞こうか?」などと考える必要はなく、
自然に声をかけることがベストです。
無理やり相手のパーソナリティを引き出すような声かけをする必要はありません。

単純な行動確認の繰り返しの果てに信頼関係の構築がある
ということを覚えておいてください。

  • モチベーション・組織活性化
  • リーダーシップ
  • マネジメント
  • コーチング・ファシリテーション
  • チームビルディング

米国ビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を、日本人に適したものに独自手法でアレンジ。「行動科学マネジメント」を日本で初めて確立。

「教える技術・続ける技術」でおなじみ、行動科学マネジメント日本第一人者。精神論を一切用いない行動分析学を応用したマネジメントモデルが、各界から圧倒的支持を受ける。人材育成で苦境に陥った数多くの企業を再生、過去研修企業は1,000社を超える。

石田 淳(イシダジュン) 株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長

石田 淳
対応エリア 全国
所在地 港区

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