若者の「すぐ辞める」は止められない?
こんにちは。石田淳です。
「4月に入社してきた新卒社員が(エージェントを使って)
すぐに辞めてしまうという現象が続出。」
5月の連休明けの頃、そんな話題がメディアを賑わせました。
「今の20代はストレス耐性が低い」
「今は売り手市場。働き口はいくらでもある」
そんな時代背景もあるにせよ、若い人材が「突然辞めてしまう」ことは
以前からマネジャー層の頭を悩ませていました。
ここで注目しなければならないのは、辞め方が「突然」であるということです。
「部下との意思疎通はできている」
「部下の気持ちは把握している」
そう思い込んでいる上司は大勢いるものです。
しかしこれもまた、文字どおり単なる思い込み、すなわち
「認知のゆがみ」である場合が多いものです。
「先日、仲良く飲みに行って、これからの仕事について熱く語ったばかり。
なのに突然、エージェントを通して退職の意向を伝えられた」
そう嘆く上司……。
なぜ、今の若者はすぐに辞めてしまうのか?
「辞めさせない」ために何をすればいいのか?
ここではそのことについて深くは触れませんが、
リーダーやマネジャーが覚えておきたいのは、
「若者は、何の前触れもなく、突然辞める」というその事実です。
「俺たちの時代は、そんなことは許されなかった」
「常識的に考えて、それは失礼なことだろう」
「せめて3年くらいは仕事を続けるべきだろう」
自分の時代はこうだった。
常識的にはこうだ。
仕事とはこうあるべきだ。
残念ながら、こうした考えは相手にとっては関係のないことです。
「昨日はやる気がありそうだったのに、今日急に、退職すると言い出した」
こうしたことは今、普通に起こりうるのだということを
まずは強く自覚しておきましょう。
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米国ビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を、日本人に適したものに独自手法でアレンジ。「行動科学マネジメント」を日本で初めて確立。
「教える技術・続ける技術」でおなじみ、行動科学マネジメント日本第一人者。精神論を一切用いない行動分析学を応用したマネジメントモデルが、各界から圧倒的支持を受ける。人材育成で苦境に陥った数多くの企業を再生、過去研修企業は1,000社を超える。
石田 淳(イシダジュン) 株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長
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