無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

グローバル人材になる方法

今回は個人の視点から「グローバル人材になる方法」について書きたい。

まずどんな人がグローバル人材なのかについて明確にしなければならないが、これは人によって意見が異なる。またどの角度から見るのかによっても変わってくる。
私の活動の「グローバル人材育成」はあくまで仕事をベースにした「グローバル人材」である。

専門性の立ち位置によっても変わってくる。英語教育系の人は、まずは英語だと主張するし、異文化コミュニケーションの専門家は異文化スキルであると主張する。TOEFLなどのテスト業界の人たちは、MBAを取得すればグローバル人材だと言うかもしれない。
また、海外に3年以上駐在した経験のある人は、その経験を持ってして自分はグローバル人材だと考えているかもしれない。ニューヨークに5年間駐在して現地の日本人とだけ仕事をし、英語をほとんど使わなかった人は英語不要論者だ。
これらの見方は、それぞれ全く間違っているわけではないがどこかバランスが取れていない。

グローバル人材とは「グローバリゼーションに適応している人」であって、英語力や異文化スキルだけに秀でている人というわけではないし、外国に何年か住んだという実績というわけでもない。
真のグローバル人材とは、同じ国籍の人とも、どの国の外国人とも、性別も世代も価値観も専門性の違いも超えて仕事の結果を出せる人のことである。

先日、テニスの楽天ジャパンオープンで錦織圭氏が優勝した。彼のコーチやスタッフは多国籍である。世界中で最も優秀なスタッフを自分の味方にすることができるのは彼にそれだけの人としての魅力があるからである。
彼にはビジョンがあり、そうなるための戦略と思考力があり、常に自分を鼓舞し、多様性を生かし、人から学び人を動かすコミュニケーション力と英語力がある。これらすべてを備えているからそれが彼の魅力になる。私が提唱しているPGモデル(パーソナル・グローバリゼーションモデル)の5つの要素をすべてを兼ねそろえている。そしてこれらの要素一つ一つは訓練が可能であり、彼も生まれ持ってこの要素を持っていたわけではなく、自分のビジョンを手に入れるために努力に努力を重ねてきたはずである。

優勝インタビューでマイクを向けられると、彼はまずは英語でスタッフへのお礼とねぎらいを述べた。こういうちょっとしたことに彼がグローバルな舞台で成功する資質を感じてしまう。
ビジネスの世界でも、彼のような人材が多く存在すれば日本企業はまだまだ世界のトップとして君臨することは十分に可能だ。

ある日本企業のA氏は、先日事業部長の職を解かれた。理系の高学歴で専門性が高い人材であったが、360度評価から出てきた結果は、変化への適応を拒否し部下にもネガティブな影響を与えているという側面であった。A氏は、英語が嫌いだったから理系の大学に行き技術者になった。今更自分に英語力を求める会社に不信感を持ち、理系の部下たちにもその考え方を押し付けていた。
彼が解任された理由は、英語力が低いからではない。グローバリゼーションに適応せず、またそれを部下に押し付けようとする姿勢そのものである。

優秀な技術者であれば、世界中の優れた技術者と協働し、そのダイバーシティを活用しイノベーションを起こす能力が求められる。英語力はその時に必要なツールの1つでしかない。
英語か技術の二者択一というような考え方はもう時代には全く合っていない。

A氏のような事例は日本の大手企業の中に山のようにある。そして、そのことが日本企業のグローバル競争力を下げるひとつの要因になっている。
このような柔軟性に欠けた考え方は修正できないのだろうか?
そんな事は決してない。A氏のような価値観を持った人はちょっとしたきっかけで大きく変わる

そのちょっとしたきっかけとは、「自分自身をグローバル人材にする方法」が分かった時である。

英語が嫌いだから技術者になったというのは、ちょっとした愚痴のようなもので、優秀な人材であればグローバリゼーションというものはどういうものか分かっているし、自分をグローバル人材にしなければ会社に迷惑がかかることも、自分のキャリアにネガティブな影響があることも100パーセントわかっているのだ。
だから、自分自身をグローバル人材にするべき「Why(なぜそうするべきか)」「What(どんな能力か)」「How(どう身に付けるか)」が腹落ちしてしまえば、一気に取り組んでものにしてしまう人がほとんどである。
すなわち「自分をグローバル人材にする方法」は、この2W1Hを腹落ちさせて行動に移すことなのだ。

このコラムでそのすべてを説明できないので、もしそろそろ始めたいと思われる読者の方がいたら、10月25日(土)に「 本気でグローバル人材を目指す人のための3ステップ&英語をモノにする学習法×モチベーション」を開催するので気軽に足を運んでいただけると嬉しい。
人材育成のご担当者の方が参考までにいらっしゃるのでもいいし、自分自身をグローバル人材にしたいという方もウェルカムである。迷っている人の背中を押せる、それも同じ思いの仲間に会える楽しいセミナーである。
詳細はこちら→http://jinjibu.jp/seminar/detl/26936/

  • 経営戦略・経営管理
  • キャリア開発
  • グローバル
  • リーダーシップ
  • コミュニケーション

「グローバル&自立型人材育成」をミッションとし、プログラムの企画・開発・コーディネートを手掛け、講師としても活躍!

海外のトップビジネススクール(HBS・LBS・IMD等)、国内外のトップトレーナー(HRDコンサルタント、コミュニケーション・異文化・語学スペシャリスト等)との協働で、400社以上の企業向け人材育成に携わっている。

福田 聡子(フクダ サトコ) グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社 代表取締役社長

福田 聡子
対応エリア 全国
所在地 渋谷区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

会社とメンバーの思いを繋ぎ、チーム成果を高めるリーダーの役割

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「会社とメンバーの思いをつなぎ、 チーム成果を高めるリーダーの役割」 について一緒に考えていきたいと思います。...

2024/11/26 ID:CA-0005735 リーダーの心得