すべてのものは2度作られる
最近、若手・中堅社員向けのリーダーシップ研修のオーダーを頂くことが増えています。
「若手」から「中堅」という立場になり、仕事を教わる立ち場から、
後輩などに仕事を教える立場に変わりつつある世代になってきた。
上司から見ると、仕事もある程度分かってきたため、自ら課題意識を持って、
より積極的に、自主的に仕事に取り組み、周りを巻き込むような行動がみたい。
そんな期待がある世代としては、どのようなリーダーシップを発揮すべきか?
そのようなことを学び、考える研修です。
「巻き込み力を高めたい」
「管理職候補としての意識を持って仕事に取り組んでもらいたい」
など表現は違えど、同様の研修が増えてきています。
また、グローバル化への対応にあたっては、ここに「多様性/ダイバーシティ」というキーワードも入ります。
国籍・文化、職種、行動特性、世代、性別など
様々な角度で異なる関係者を巻き込み仕事をしていくことが求められます。
こうした課題へのアプローチの一つとして、リーダーシップ発揮の源泉となる、
自分自身に対するリーダーシップ、「セルフリーダーシップ」を軸にした研修を行うことがあります。
まずは自分自身で、自分の方向性を決めて、行動のための自分自身をマネジメントしていくところから始まる。
冒頭の言葉、「すべてのものは2度作られる」は、
7つの習慣で著名なスティーブン・コビー博士の言葉です。
1度目は「プランニング」、2度目は実行を通しての「実現」。
例えば、家を作る場合でも「プランニング」がなかったり、
きちんと行われていないと、実際に建つ家もしっかりしたものにはならない。
これはまさにビジョンの大切さを表現した言葉でもあります。
セルフリーダーシップを実現するにあたり、まずは自分自身どうありたいか?
ビジョンを考えるところから始まります。ビジョンがあるからこそ、その後の行動も変わります。
自分の現在の立場から考えた視点だけではなく、
上司や組織の期待も考慮したビジョンを作ることで、より立体的で意味のあるものになります。
「すべてのものは2度作られる」リーダーシップ研修を考える上で、改めて噛み締めたい言葉です。
- 経営戦略・経営管理
- キャリア開発
- グローバル
- リーダーシップ
- コミュニケーション
「グローバル&自立型人材育成」をミッションとし、プログラムの企画・開発・コーディネートを手掛け、講師としても活躍!
海外のトップビジネススクール(HBS・LBS・IMD等)、国内外のトップトレーナー(HRDコンサルタント、コミュニケーション・異文化・語学スペシャリスト等)との協働で、400社以上の企業向け人材育成に携わっている。
福田 聡子(フクダ サトコ) グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社 代表取締役社長
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