なぜ今「大人の英語学校」なのか?
昨日は提携しているニューヨークの大学(Mini-MBA)や語学学校を表敬訪問した。
語学学校といってもいろいろあって、
学生向けからエグゼクティブや会計士、弁護士向け学校まで幅が広い。価格も結構高いが、来ている人は大満足である。
私も1ヵ月ぐらいここにいて英語ブラッシュアップできたら、と思ってしまう。
日本という国は英語を使わなくてもビジネスも生活もできてしまうのがシンガポールとの違いだ。
そして急に使うことになると、ハイレベルな英語を駆使しなければならないのが辛いところである。
私も優秀なスタッフはほとんどやってくれるので、
東京にいる時は英文メールはたくさん入ってくるので読んだり書いたりはするが、話す頻度は低くなってきた。
弊社のクライアントの管理職もそんな方たちがたくさんいる。
予算的にも時間的にもなかなかニューヨークに来てこんな学校に行く余裕はないと思うが、
来てる人たちに話を聞くと、英語力がついただけではなく、
自分を見直す機会になったし外から日本という国を客観的に見ることができたことが
思わぬ収穫だという人が多い。
短期間滞在でも本当に私もそう思う。
都会でのサラリーマン生活は、どこか味気なくて色がない。
東京は安全で便利で食事も安くておいしい。
でもそれだけでは何か足りないものがあるのだ。
それは価値観の幅からくる刺激である。
この仕事をして30年になるが、
やはりイギリスとかアメリカの語学学校は新興国の英語学校にはない厚みがある。
それは先生と生徒の質とダイバーシティである。
写真はラウンジと窓から見える風景である。
なかなかセンスが良くて大人の学ぶ場の雰囲気がある。
仕事もできるし人間的魅力もあるが、
英語とダイバーシティが苦手な管理職もこんなところでなら苦手な英語もやるのである。
やらされるのではなくやる気になるのである。
優秀な人材がほかの人とコミュニケーションが取れないのは耐えられない。
そのための「英語力」なのだ。
こんな大人向きの学校はそんなに数はない。
しかし、ニューヨークだけではなく、ボストン、ロンドン、ケンブリッジなどなど場所も世界中にあり、
もう何十年もお付き合いして一緒にプログラムの質を高めてきている。
最近は超多忙な経営陣も時間を割いてこんな学校で密かに学び、
良い選択をしてくれたとお褒めのお言葉を頂くことが多い。
今回も昔からのパートナーに会え日本企業の教育事情について情報交換できて有意義だった。
それでは今からコロンビアビジネススクールで打ち合わせがある。またご報告したい。
- 経営戦略・経営管理
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- コミュニケーション
「グローバル&自立型人材育成」をミッションとし、プログラムの企画・開発・コーディネートを手掛け、講師としても活躍!
海外のトップビジネススクール(HBS・LBS・IMD等)、国内外のトップトレーナー(HRDコンサルタント、コミュニケーション・異文化・語学スペシャリスト等)との協働で、400社以上の企業向け人材育成に携わっている。
福田 聡子(フクダ サトコ) グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社 代表取締役社長
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