優秀な人材は複製できるのか?
例えば、このようにに思ったことはないだろうか?
「この職務で成功している優秀な人材をあと5人くらい発掘できないか?」
しかし、仕事で成果を上げる要素が何かを突き止め、
その成功要因を将来の人材に共有することは容易ではない。
なぜなら、人から観察して分かるのは、全体の1割に過ぎず、
残りの9割は外から見えない部分にその要因があるからだ。
その人の学習スタイル、行動特性、仕事への興味は、もはや隠れて見えないことが多い。
優秀な人材を複製するために「職務マッチング」という考え方がある。
職務マッチングとは、その職務で成功するために必要な特性と、
個人の持つ特性が一致する度合いを示すものである。
その基盤にあるのは人材固有の資質、能力、行動の特定であり、
職務マッチングを査定することで、
その人材が職務を実行できるか、職務をどのように実行するか、
その職務に喜びややる気を見出すかを判断できる。
人材のミスマッチを防ぐためには、職務マッチングは必要不可欠である。
なぜなら、人と仕事のマッチングが最適であると、生産性が2.5倍上がるという研究結果がある。
適材適所の人材配置が個人にやりがいと満足感を与え、
生産性を高めるだけでなく、仕事関連でのストレスや緊張感や、職場内での対立を減らすことにも繋がる。
では、職務マッチングを実現させるためには、どうすればよいか?
下記3つのステップがカギとなる。
1.対象となる役割やポストで求められるものを正確に理解する
⇒他の同僚よりもはるかに優れた成績を収める社員の
営業実績、売上高、品質評価、顧客満足度調査結果などのKPIを調べる。
成績優秀者の資質、行動、仕事に関した個人の傾向の要点を捉える。
2.そのポストで成功した社員の特性を押さえる
⇒成績優秀者のアセスメント結果のデータを使って、
成功する人材の特性を定義するパフォーマンスモデル(ベンチマーク)を構築する。
3.そのデータを採用候補者の評価基準として使い、その人材がこれから収める成功を予想する
⇒構築したパフォーマンスモデルに照らし合わせ候補者を評価し、
そのポストに就いた場合に発揮できる最大限の生産性とエンゲージメントを把握する。
また、企業文化に関する独自の情報と職務固有のデータを組み合わせることで育成にも繋げる。
・高い成果を出す海外赴任者の特性を洗い出し、人材のミスマッチを防ぎたい
・営業部門で、ポテンシャルが高いマネージャーを発掘したい
・一人一人の行動特性を把握し、組織の育成文化を促進したい
・次期マネージャー選びのサクセッションプラン作成時に、客観的裏付けが欲しい
そんな課題をお持ちの方に是非職務マッチングを考えていただきたい。
また、このProfileXTというアセスメントは世界125カ国でも展開されているため、
国内・海外問わずグローバルで活用出来き、評価・育成・最適配置を可能にする。
是非、ご興味あるご担当者は10月末までキャンペーンを実施しているため、お試しいただきたい。
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「グローバル&自立型人材育成」をミッションとし、プログラムの企画・開発・コーディネートを手掛け、講師としても活躍!
海外のトップビジネススクール(HBS・LBS・IMD等)、国内外のトップトレーナー(HRDコンサルタント、コミュニケーション・異文化・語学スペシャリスト等)との協働で、400社以上の企業向け人材育成に携わっている。
福田 聡子(フクダ サトコ) グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社 代表取締役社長
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