中核人材の二極化と投資すべき人材・そうでない人材
先日、各社新しい企画を思案中であるのを感じました。たくさんお話を伺いしたが、印象的だった2点だけシェアさせていただきたい。
1) 中核人材の二極化
これは国内売り上げ比率の高い企業の中核人材の話だ。
国内売り上げの縮小に伴い、トップからグローバル展開急務との指令が出た時に、明らかにその危機感を受け止め自らをグローバル対応できるよう自己変革する人材と拒否反応を起こしその動きに反発し自分をグローバル化する努力を全くしない人、の二極化だ。
後者の人はせっかく頑張ってきたのからもう一山登ってほしいが、なかなか頑固で柔軟性に欠ける人が多いのが現状。こういう人をほっておくと部下を自分側に引き寄せようとするため何らかの対策が必要だ。
データをとってはいないが、前者が20%後者が80%といったところだろう。
2) 投資すべき人材、投資してはいけない人材
人材への投資のリターンを左右するのは人選だな、と思うことがよくある。
2000年に弊社を起業して15年経過した。その間様々なリーダー育成に携わってきたが、10年前の1000万円の投資が何十倍になったと評価される人もいれば、周りから「うーん…」という評価の人もいる。この人選の見極めがなかなか難しい。
日本企業は今まで評価基準が曖昧で投資してはいけない人材も選抜されてくる場面に多々遭遇した。
そろそろリーダー候補の人選方法の再考が必要と思われる。
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「グローバル&自立型人材育成」をミッションとし、プログラムの企画・開発・コーディネートを手掛け、講師としても活躍!
海外のトップビジネススクール(HBS・LBS・IMD等)、国内外のトップトレーナー(HRDコンサルタント、コミュニケーション・異文化・語学スペシャリスト等)との協働で、400社以上の企業向け人材育成に携わっている。
福田 聡子(フクダ サトコ) グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社 代表取締役社長
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