夫をイクメンに育てる3ステップ
妻であり母でありビジネスパーソンでもある女性が、ひとりで家事も育児も仕事もするなんて・・・・・・!
流行語にもなった「ワンオペ育児」は、今や深刻な社会問題です。
前回のコラムでは、「ワンオペ育児にならない夫の育成術」をお伝えしました。
今回は、より育児を分担できるようになる3ステップをご提案します!
STEP1.育児と家事を「見える化」する
まずは、あなたがしている育児や家事をリスト化しましょう。
「これは旦那さんには無理」と思えるようなことや、「これくらいなら自分がでできる」と感じるような小さなことでも、とにかく書き出してみます。
旦那さんが家を空けることが多い場合、あなたがどんな風に家事や育児をしているのか知らない可能性が高いからです。
まずは、家事と育児にはこれだけのやるべきことがあるのだと知ってもらうことが肝心です。
STEP2.育児と家事の分担を決める
家事と育児をリスト化したら、次に分担を決めます。
これまでワンオペ育児になっていた場合は、いきなり多くのことを担当するのは難しいでしょう。
なので、「これならできる」という簡単なものをお願いしたり、旦那さんに担当したい家事を選んでもらったりするといいですね。
それから、旦那さんにリストを見せるときは、すでに担当してくれていることも付け加えてくださいね。
STEP3.任せたことは静かに見守り、良い点を褒める
旦那さんに朝食作りや洗濯物をたたむなどの家事を任せたときは、たとえ時間がかかっても見守ることが大切です。
そして、できたときは良い点を見つけて褒めるといいでしょう。
「もっと、ここをこうしてほしい」という点があっても、グッと我慢。
「洗濯物をたたむのが早くてびっくりした!」や「朝食を作ってくれている間に、出かける準備ができるから助かる」というように感想を伝えると、家事や育児に対するモチベーションが上がります。
男性は改善するのが得意なので、「もっと早く終わらせるためにはどうすればいいと思う?」というように質問するといいですよ。
いかがでしたか?
この3ステップを踏むことで、旦那さんにできることが増えていきます。
すると、あなたの負担が減るだけでなく、夫婦のコミュニケーションが増えて、困ったことがあると相談しやすくなるはずです。
ワンオペ育児にならないためには、「旦那さんは協力してくれない」と諦めるのではなく、まずは家事と育児について知ってもらうことから始めましょう。
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自身の経験として、マッサージ店補経営、IT事業を経て、働き方改革のコンサルティング事業を始めている。
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服部 裕樹(ハットリ ヒロキ) ブラックスミス 代表
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