正解があった時代
よく聞きます。「今は正解がない時代」「変化が激しい今の時代」
本当に変化は激しくて、正解がなくて、私も試行錯誤、模索して
います、、、。
ん?正解があった時代ってありましたっけ?変化が緩やかな時代
ってありましたっけ?そういえば、昭和30年代のドキュメンタリー
をみていた時に、「今はとにかく時間に追われる時代」なんて
ナレーションを聞いた覚えがあるし、大正、明治時代の激動の
時代が正解があって、変化が少なかったとも思えないし。
後から振り返れば、正解(らしきもの)が見えてくるだけで、
いつの時代も正解なんてないし、変化しているのです。
世代論も同じ。
若い時には上の世代は何もわかっていない。(会社だと)給料
ばっかり高くて、仕事していない。と思っているし、
上の世代になると「最近の若い者は・・・。」と思ってしまうし、
ひどい人になると「最近の若い者は、と昔から言われているけれど
も、それとは違って本当に最近の若い者は」などど言ってみたり。
つまり、いつの時代も正解はなくて変化は激しくて、加えて情報化
社会であり、社会を変える力があるのは若い世代であるということ。
今、世の中を変えるような新しい動きをしている若い世代も年を
とると老害になってしまうのです。
それを考えると、40歳代で隠居する江戸時代は理にかなっていた
のかもしれません。
・・・これも昔は良かった。と同じですね。
【今週の1冊】
「黒すぎる心理学」
2016年 マルコ社
このコーナーを始めて半年経ちました。小説、ビジネス書中心に
割と硬めの本が多いので、合間にこのような本も手にとっています。
さて、この本。大変読み応えありました。
心理学だけでなく、行動経済学の要素もふんだんに盛り込まれて
いて、なるほどこれは使える!と思うものがたくさん。
これからちょっと使ってみますね。
例えば、恋愛関係にある二者の間で、一方的に物を与えられ、
得をし続けた人は、「罪悪感」を強く感じるようになり、
最終的には相手に対しての「怒り」も強くなってしまうと
らしい。
これは恋愛関係に関係なく、「お返しをしたい」という心理が
影響しているとのこと。なるほどです。
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「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。
岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ) 株式会社アクシア 代表取締役
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