「理想論」と「現実論」
最近またダイバーシティに関する問い合わせや商談が
増えてきています。女性活躍推進で取り組みを始めた
ものの、その限界を感じてダイバーシティに自然に
意識が向いてきている。それは自然の流れだし、とても
いいことだと思います。
しかし、そこで次にぶつかる壁が「理想論」と「現実論」
そのような問い合わせをいただいた時、弊社として、
いきなり現実論を持っていくことはできません。それでは、
本質的な解決にならないし、すぐに限界がきてしまうから。
この時の対応が二つに分かれます。
理想論を机上の空論とせず、どうしたらこの形に持って
いくことができるかを考える人(会社)と、これは理想論
に過ぎないから、と考えること、実行することを諦めて
できることだけでお茶を濁そうとする人(会社)に。
あくまでもしっかりと理想の形を実現したいと考える会社
には知恵がたまります。失敗も含めた経験値がたまります。
今日もそのような会社の方にお会いしたのですが、うーん
やろうと思うといくらでもできるのですね。
一歩も二歩も先を進んでいます。
一方現実論でお茶を濁そうとする会社は、「この層が問題
なのはわかっていますが、反対されますからね」が常套句。
そのような会社でも実際に動き出すと、反対されることを
予想しているのは、しっかりとした考えを持たず、周囲の
意見を気にするその人(その部門)だけだったりするので
すが、すでにその時点で数年遅れてしまっているのです。
仮に「理想論」だとしてもそこから逃げずにどうしたら
いいかを考えて、動いたもん勝ち!ですね。
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「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。
岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ) 株式会社アクシア 代表取締役
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