無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

ハラスメントとマネジメント

ハラスメントを取り巻く現状

昨今、企業を取り巻く外部環境は目まぐるしく変化をしています。

「働き方改革」を旗印に様々な法改正が行われている中、特に企業のリスク管理の一つとして重要視されているのが「ハラスメント」ではないでしょうか。

 

2020年に大企業が、そして2022年4月には中小企業でも、いわゆる「パワハラ防止法」の措置を講ずることが義務化されたことで、ほとんどの企業が社内規定を見直し、相談窓口を設置するなど、制度としては整ってきているのが現状かと思います。

しかしながら、ハラスメントに関する相談事案の件数は減るどころか年々増加しているということはご存じでしょうか。

厚生労働省の最新データによると、相談件数は14年連続で100万件を超えており、2021年度には過去最多の相談件数を記録しています。

このデータから、ハード面を整備しても、それを扱う側である人や組織といったソフト面が変わらない限りは、職場の改善が難しいことが読み取れます。

こちらの厚生労働省のデータは「現在の職場でパワハラを受けた」「過去3年間に勤務先でパワハラを経験しなかった」という2つの層の回答を比較しています。大きく開きがある項目がいくつかありますが、その1つに「上司と部下のコミュニケーションが少ない/ない」があります。

 

既に多くの方がご存じかとは思いますが、ハラスメントは自分主体ではなく相手主体となって境界線が決まります。たとえこちらが良かれと思ってやったことであっても、相手が不快に感じた時点でNGとなってしまうのです。

ではその境界線をお互いに認識して少しでも明確にするには何をすればよいのでしょうか。

それは、厚労省のデータからも分かるように、そして使い古された言葉ではありますが、日々の良質なコミュニケーションを積み重ねた先にある「信頼関係の構築」しかありません。

 

とはいえ、近年は上司が部下に対して過度に気を遣いすぎ、相手への配慮ではなく「遠慮」となってしまい、雑談することですら難しい、という声も多く聞かれます。

その延長線上では、遠慮がマネジメントの弱体化にも繋がっており、いわゆる「叱れない上司」が増え、結果として最近のバズワードである「ゆるい職場」が形成されています。ハラスメントを恐れた過剰な配慮が、様々な弊害を引き起こしている一例といえます。

 

部下と信頼関係を作るには

一つのポイントとして上司と部下との関係性を縦ではなく横にすることが重要です。

具体的には「管理職:上から目線」から「支援職:横から目線」に視点を変えることが有効です。そして上司として部下を適切に支援していくために必要なことは、次の3点です。

  • 部下一人ひとりをよく観察する
  • 状況に合わせたサポートとフィードバックをする
  • 部下の私生活にも配慮し寄り添う

 

ここで重要なのは、部下の状況を把握しようとして上司が一方的に聞き出すのではなく、上司からも自己開示をすることで部下が話しやすい雰囲気をつくることです。日々の声がけや共感、気配りといった配慮や、相手への関心を示すことが信頼関係構築の第一歩となるのです。

そうして信頼関係が構築されると、部下に対して配慮はするけれども仕事では遠慮をしないという、程良い緊張感を伴った良好なコミュニケーションができるようになります。

 

遠慮をしないということは当然、厳しいフィードバックもあり得ます。

褒めることは大切ですが、あくまでフィードバックの一部であり、叱るべきことは叱ることが結果的には部下に響き、部下からの信頼につながります。

そのためにも部下を日々よく観察し、感情ではなく結果やプロセスの事実を適切なタイミングでフィードバックすることが上司には求められます。

 

まとめ

ハラスメントを恐れるあまりに上司が部下の顔色を窺いすぎることが、結果としてマネジメント力の低下、ひいては企業としての競争力の低下を招きます。

上司と部下が良質なコミュニケーションを通じて信頼関係を構築することで、ハラスメントを過度に気にすることは無くなります。結果的にマネジメントが機能することで「強いチーム」に進化し、上司も部下も働きやすい職場風土が醸成されます。

  • リーダーシップ
  • マネジメント
  • コミュニケーション
  • ロジカルシンキング・課題解決
  • ビジネスマナー・基礎

"真面目に楽しい教育"を得意とする人材育成コンサルティング会社

まるで、夢中で遊ぶ子供のように社会人が夢中になれる研修を…
私たちは「真面目に楽しい教育の創造」をミッションに掲げ、“真面目”すぎず、“楽し”すぎない教育(研修)を創造し、人々の成長に貢献します。

株式会社ヒップスターゲート(カブシキガイシャヒップスターゲート) 株式会社ヒップスターゲート

株式会社ヒップスターゲート
対応エリア 全国
所在地 渋谷区 

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

多様性にチャレンジ意欲を醸成し、イノベーティブなチームになる

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「多様性に“チャレンジ”意欲を醸成し、 イノベーティブなチームになる」 について一緒に考えていきたいと思います...

2024/11/20 ID:CA-0005727 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン